強風の下サヨリ75匹ゲット!
2002.4.23(火)終盤に差し掛かったサヨリを釣りに鳴門堂の浦へ蛇持名人と二人で出かけた。大鳴門橋を渡るとき風力を示す吹流しが真横にたなびいている。よく見ると樹木の小枝も揺れている。予報は5m/秒以下で弱い南風となっていた。波止に着くと風が強い。この時期夜明けは早く5時前である。5時10分10人を乗せた1番船で屋形へ上がった。屋形の風除けシートは既に南側に張り直されチヌ釣りモードになっている。 5時45分蛇持名人に最初の1匹が来た!前回より3時間近く早いサヨリのお出ましである。続いて小生にもサヨリが釣れ、この調子なら午前中に3桁ゲット間違いなし!と竿に力が入る。風を背にし4.5mの延べ竿に餌はオキアミが解けるまでアミエビを付けた。南の強い風が背後から吹き付け、海面は小波がざわつき当たりは見ずらい。しばらくして潮の流れが変わりサヨリが釣れなくなった。浮き下を3ヒロくらいに深くしたところ24cmを頭に海タナゴが掛かりだした。 9時半船長の届けてくれた弁当をさっそくぱく付きサヨリの来るのを待った。10時頃からサヨリが再び釣れだした。風は治まるどころか15m/秒の強い南風が吹いている。しかし、屋形に張られたシートが大いに効果を発揮してくれる。 3m幅で斜め右方向にやや穏やかな海面が続きそこへ二人でコマセを打ち、仕掛けを集中する。次第にサヨリが海面近くまで浮いてきて仕掛けの周りに波紋が出だした。仕掛けの棚を80cmまで浅くすると手換えしが良くなった。スーパーボールの中を付けていたがカラぶると針が手元になかなか届かず苦労する。12時過ぎ風は20mまで吹き荒れ、蛇持名人も途中でスーパーボールを取り付けた。おまけに2時頃から雨が降り出した。天気予報には無かったことであるがサヨリも我々に我慢強く付き合ってくれた。3時の納竿まで75匹ゲット、十分サヨリ釣りを堪能することが出来た。ハリ、ハリスは蛇持スペシャルを使用、途中での取替えは皆無で強風下での好釣果に貢献してくれた。 サヨリの卵は山椒の葉などと一緒に炊き込みビールの肴にしてよばれたところ美味で疲れは吹っ飛んだ!
Copyright © 2006 ”Hosokawa Tosen” All Rights Reserved.