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mont・bell バロウバッグ#5

キャンプ地でもっとも重要な課題は、、、美味い物を食う?そんなワケけないでしょう。それはより良質の睡眠をとることだとタケダは考えます。僕の場合、キャンプツーリングは夏場のものと相場が決まっています。真夏の炎天下バイクを走らせるというのは結構キツイものでそれが何日も続くとなると夜間の休息は非常に大切な課題になってきます。

睡眠にかかわる用具としてまず第一に思い浮かぶのが寝袋でしょう。右はタケダが今メインで使用しているmont・bellのスーパーストレッチ、バロウバッグ#5です。中綿はエクセロフトという化繊を使用しています。そのシリーズがバロウバッグです。

mont・bellのスリーピングバッグの特製は非常にすぐれたストレッチ性を持っていることです。写 真の#5を見ていただきたいのだが広げた使用状態でもまだシワがたくさん残っています。この素材と伸縮性能のおかげで従来のマミィ型にあるような窮屈な感じを受けずに寝袋の中で寝返りをうっても、膝を大きく折っても軽い感じで延びてくれるのでリラックスして眠ることが出来ます。カタログでは中で着替が出来るくらい伸縮すると説明されています。寝袋にとって大切な保温性能はこの#5の場合-4℃〜+4℃と低気温用のように標示されていますが、夏のツーリングでもこれくらいのクラスは必要な物です。よくコンパクト性を追及したシュラフがありますが、その実は中綿の薄い物だったりするのは良くあること。実際のフィールドでは夏のキャンプだからといって薄手で大丈夫と思ったら大間違い。それよりも何処でキャンプをしているかという場所的(正確には高度の )な問題に起因するものです。海岸などの海抜0に近い場所であれば早朝から気温は鰻登りで自分の全身全霊をかけて長寝をしようとしても暑すぎてとても無理ですし、山の中や高原では明け方の放射冷却で短時間で気温が下がり#5を持ってしても寒さに目を覚ます程です。とりあえず、それなりの保温性能のシュラフは持っておきましょう。


最初に買った寝袋はホームセンターで売っていたLOGSの安物だった。封筒型で内側はT/C(合繊&綿)。内綿はただの合繊で保温性能はさほどよくないと思う。ただマミィ型のように圧迫される感じがしないのと綿混合素材のため肌触りが自然で快適だった。今でもお蔵入りせず活躍している。しかしながら最大の欠点は収納サイズが異常に大きい事だった。僕のツーリングバックの内積の大半をこいつが占めていた。
右はスノーピークの提唱する寝袋、OFFTON SERIES。従来、寝袋といえばいかに低気温の中で使用できるかをテーマに開発してきた。常に開発者の視線の向こうにはアルプスのような山々がそびえているのではないだろうか。そこにスノーピークらしさを加味すると、いかに夏の寝苦しい夜でも快適に睡眠をとることが出来るかを考えることになる。スノーピークの世界はあくまで日本というシチュエィションではないかといつもタケダは思っている。
封筒型でありつつ上下が取り外しの出来るセパレート式であるところがこの寝袋の特徴。つまり敷き布団と掛け布団のパーツで日常に近い睡眠が得られることを狙っている。そしてマミィ型にはない開放感、低温時にはジップアップしてしっかり防寒。サイズもシングルとセミダブルがラインナップされている。まさにこれはオフトン感覚。


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とてもワガママな気もしますが、、、枕が無いと眠れません。以前は着替えの衣料を畳んで積み上げて枕代わりにしていましたがイマイチです。写 真の枕はよく旅行グッズなんかで見かける空気を吹き込んで膨らまして使うやつです。使わないときは空気を抜くととてもコンパクトに収納できます。大量 の荷物を携帯できないオートバイの旅にはまさにうってつけ。これがあるのと無いのとではもう雲泥の差です。まさに快適、快適。ぼくは無印良品で買いましたが、他にもmont・bellなんかに同様の枕があります。mont・bellの方が肌触りがよさそうです。

もっとワガママナ気がしますが、、、物音がすると眠れません。そこで大活躍するのが耳栓。昨今の耳栓はスゴイっすねぇ〜、何と云っても化学の耳栓ですからねぇ。無音とまではいいませんがかなり外の雑音を遮ってくれます。馴れてしまうとこれ無しでは眠れなくなります。事実、タケダは旅先以外、家で眠るときにも神経が立っている時なんかには耳栓をして眠ることもしばしば。
あと、明るいと眠れません、、、今度はアイマスクの良いヤツを探しますか、、、やっぱりワガママでしょうか、本人は神経質なだけと思ってるんですけど。


 ※ L I N K ※
mont・bell
言わずと知れたアウトドァ製品の大御所。そのネームバリューは伊達ではない!
snow peak
日本人であること、日本という気候の中で使うということを念頭に置いた物作り。ただ作るだけではなく、製品化する前に実際にフィールドに持ち込んで徹底的にその実用性を確認した上でプロデゥースする姿勢は他のメーカの範とするところ。
ISUKA
sleeping bagを語るとき、この国に忘れてはいけないメーカがある。
“ISUKA”自らを寝袋のスペシャリストと呼ぶ国産寝袋の雄。

 

 

 

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