俳諧



茶とその友達の6人で作ったサイト「からくり空時計」(2003年7月〜2019年4月)の中で
みんなでまったり約16年間続けた俳諧です。

無料サーバ・ジオシティーズのサービス終了とともに「からくり空時計」は閉鎖してしまいましたが
みんなのサイトのせめてもの思い出として、ここにこの俳諧を残しておきます。





[発句]  みつばちが 集めて運ぶ 花の蜜     ぷち



[第二]  みつばちが 集めて運ぶ 花の蜜

未来永劫 愛がつたわる   ぽこ




[第三]  そんな日が くると信じて 旅の空

未来永劫 愛がつたわる   カナン




[第四]  そんな日が くると信じて 旅の空

君に話した 夢 追い続けて   HANA




[第五]  「美味そう」と 夕陽眺めた 幼き日

君に話した 夢 追い続けて   茶




[第六]  「美味そう」と 夕陽眺めた 幼き日

今また思う 今日の夕日   藤




[第七]  並ぶ影 父のおもかげ 忘れずに

今また思う 今日の夕日   ぷち




[第八]  並ぶ影 父のおもかげ 忘れずに

めぐりあいたい そのまなざしに   ぽこ




[第九]  雲の上 眩しいあなた 我愛人

めぐりあいたい そのまなざしに   カナン




[第十]  雲の上 眩しいあなた 我愛人

届けたい気持ち 伝えたい声   HANA




[十一]  ひた走る 郵便屋さんが 運ぶモノ

届けたい気持ち 伝えたい声   茶




[十二]  ひた走る 郵便屋さんが 運ぶモノ

江戸から続く 飛脚の心   藤




[十三]  青空に 走るひとすじ 雲一つ

江戸から続く 飛脚の心   ぽこ




[十四]  青空に 走るひとすじ 雲一つ

ひまわりの葉に 光る露あと   ぷち




[十五]  流れてく かわいていくよ その涙

ひまわりの葉に 光る露あと   カナン




[十六]  流れてく かわいていくよ その涙

そして にっこり 花が咲くから   茶




[十七]  日曜日 君といる時 楽しいな

そして にっこり 花が咲くから   HANA




[十八]  日曜日 君といる時 楽しいな

名前を呼ぼう 親しみこめて   藤




い の ち
[十九]  花の香や 生命 いざなう うつくしさ

名前を呼ぼう 親しみこめて   ぽこ




い の ち
[二十]  花の香や 生命 いざなう うつくしさ

自然は今も 変わらぬままで   ぷち




[二一]  砂の城 ときめきと共に 波の底

自然は今も 変わらぬままで   カナン




[二二]  砂の城 ときめきと共に 波の底

流れて さらさら 竜宮城へ   茶




[二三]  浦島の 煙に消えた 夢のあと

流れて さらさら 竜宮城へ   HANA




[二四]  浦島の 煙に消えた 夢のあと

水のごとく 過ぎ去りし刻   藤




[二五]  銀の魚 ふんばり合わせて 釣りあげた

水のごとく 過ぎ去りし刻   茶




[二六]  銀の魚 ふんばり合わせて 釣りあげた

水をかぶって 至福の笑顔   藤




[二七]  夏の午後 汗をかいたね 暑いよね

水をかぶって 至福の笑顔   ぷち




[二八]  夏の午後 汗をかいたね 暑いよね

青空を見て 麦茶ごっくん   HANA




[二九]  汗に風 吹きぬけて鳴る 風鈴の音

青空を見て 麦茶ごっくん   カナン




[三十]  汗に風 吹きぬけて鳴る 風鈴の音

秋の訪れ 間近に感じる   ぽこ




[三一]  陽の光 ふと和らいだ 昼さがり

秋の訪れ 間近に感じる   茶




[三二]  陽の光 ふと和らいだ 昼さがり

流れる雲に 思いを馳せる   藤




[三三]  君は今 どうしてるのか 会わぬまま

流れる雲に 思いを馳せる   HANA




[三四]  君は今 どうしてるのか 会わぬまま

初恋の頃 遠くにみえて   カナン




[三五]  淡い夢 儚む空に 薄い月

初恋の頃 遠くにみえて   ぽこ




[三六]  淡い夢 儚む空に 薄い月

光はなくても まだ ここにある   茶




[三七]  迷い雲 立ちどまりとも 見渡せば

光はなくても まだ ここにある   HANA




[三八]  迷い雲 立ちどまりとも 見渡せば

先は見えぬが 道は残る   ぽこ




[三九]  なわばりを 見回りつづける 肉球の

先は見えぬが 道は残る   カナン




[四十]  なわばりを 見回りつづける 肉球の

後をつけてく 心配性   藤




[四一]  愛孫が 今日から小学1ねんせい

後をつけてく 心配性   茶




[四二]  愛孫が 今日から小学1ねんせい

友達いっぱい できたらいいな   HANA




[四三]  桜舞う 季節に期待 ふくらませ

友達いっぱい できたらいいな   ぽこ




[四四]  桜舞う 季節に期待 ふくらませ

新しい服 きらめく笑顔   カナン




[四五]  秋過ぎて ボーナスで買う 一張羅

新しい服 きらめく笑顔   藤




[四六]  秋過ぎて ボーナスで買う 一張羅

来月も仕事 頑張っていこう   HANA




[四七]  帰り道 ひと月ぶりの いちごパフェ

来月も仕事 頑張っていこう   茶




[四八]  帰り道 ひと月ぶりの いちごパフェ

輝く赤の 誘惑に負け   藤




[四九]  雪原の 凛と立つバラ 手を伸ばす

輝く赤の 誘惑に負け   闇夜 [特別ゲスト]




[五十]  雪原の 凛と立つバラ 手を伸ばす

となりに見守る カエル一匹   ぽこ




[五一]  散歩道 幸せにふと 口ずさむ

となりに見守る カエル一匹   カナン




[五二]  散歩道 幸せにふと 口ずさむ

なつかしい歌 思いだしてる   HANA




[五三]  ん?コレは・・ 向かいの客の 着メロが

なつかしい歌 思いだしてる   茶




[五四]  ん?コレは・・ 向かいの客の 着メロが

耳をくすぐり 夢から覚める   藤




[五五]  日溜まりの 庭で遊ぶ 小鳥の歌

耳をくすぐり 夢から覚める   ぽこ




[五六]  日溜まりの 庭で遊ぶ 小鳥の歌

色香漂う 梅・桃・桜   カナン




[五七]  移り気な 心見透かす 花吹雪

色香漂う 梅・桃・桜   藤




[五八]  移り気な 心見透かす 花吹雪

ふと立ちどまり 想いを馳せる   HANA




[五九]  夜空から こぼれた光 ながれ星

ふと立ちどまり 想いを馳せる   ぷち




[六十]  夜空から こぼれた光 ながれ星

そっとひろって 小さな祈り   茶




[六一]  七夕の 夜に瞬く 夢幻の星

そっとひろって 小さな祈り   ぽこ




[六二]  七夕の 夜に瞬く 夢幻の星

世界の夢を 優しく照らす   カナン




[六三]  満ち欠けて 闇に輝く 白い月

世界の夢を 優しく照らす   藤




[六四]  満ち欠けて 闇に輝く 白い月

見上げて想う あの人のこと   HANA




[六五]  たくさんの 愛があふれて やさしくて

見上げて想う あの人のこと   茶




[六六]  たくさんの 愛があふれて やさしくて

多彩な情景 まどろむひだまり   ぽこ




[六七]  縁側で 一人と一匹 眺めいる

多彩な情景 まどろむひだまり   カナン




[六八]  縁側で 一人と一匹 眺めいる

t i m e
春の日の午後 幸せ時間   HANA




[六九]  ふかふかの 毛皮を枕に 寝転がる

t i m e
春の日の午後 幸せ時間   藤




[七十]  ふかふかの 毛皮を枕に 寝転がる

下弦の月を ともに眺めて   ぽこ




[七一]  忙しい こころをほどく その笑顔

下弦の月を ともに眺めて   茶




[七二]  忙しい こころをほどく その笑顔

優しい気持ち 伝染したよ   カナン




[七三]  ありがとう 言われて気付く 思いやり

優しい気持ち 伝染したよ   ぷち




[七四]  ありがとう 言われて気付く 思いやり

その優しさを 大事にしたい   HANA




[七五]  雨宿り 傘を差し出す 小さな手

その優しさを 大事にしたい   藤




[七六]  雨宿り 傘を差し出す 小さな手

無垢な瞳に こぼれる笑顔   ぽこ




[七七]  もう泣くな じじも一緒に 探してやろ

無垢な瞳に こぼれる笑顔   茶




[七八]  もう泣くな じじも一緒に 探してやろ

手をとり歩く 夕闇の街   藤




[七九]  肩並べ 君と二人で 語り合い

手をとり歩く 夕闇の街   HANA




[八十]  肩並べ 君と二人で 語り合い

いつの世までも ともにいきたい   カナン




[八一]  毎日が どつき漫才 珍道中

いつの世までも ともにいきたい   茶




[八二]  毎日が どつき漫才 珍道中

町にあふれる 笑いと涙   ぷち




[八三]  桜咲く 夢と希望が てのひらに

町にあふれる 笑いと涙   ぽこ




[八四]  桜咲く 夢と希望が てのひらに

花びらひとつ 進む道行き   藤




[八五]  別れ行く 友の背中に 舞い落つる

花びらひとつ 進む道行き   カナン




[八六]  別れ行く 友の背中に 舞い落つる

大輪の花 世界を鼓舞する   茶




[八七]  夢掲げ 希望に満ちて 未来へと

大輪の花 世界を鼓舞する   ぷち




[八八]  夢掲げ 希望に満ちて 未来へと

友と語らい 誓う七夕   ぽこ





宝物殿へ




背景写真:HANA撮影
枠壁紙:さまよりお借りしました