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担任が決まったら
藤ア富実子(高知女教師ML「やまもも」法則化南国港free−way)
初めての障害児学級の担任。いったい何をすればいいのでしょうか?私が担任になってやったことやこうしたらよかったことなどをまとめました。
1.情報を集めましょう 参考文献
- 本を読む―障害のことさえ知らない時は障害に関する専門書を中心に。斜め読みでも良いので知りましょう。
学校における自閉症児指導 日本文化科学社 年間指導計画の立て方が参考になりました 2700円 認知発達治療の実践マニュアル 日本文化科学社 自閉症のstage別発達課題とその指導の進め方 自閉児指導のすべて 日本文化科学社 Q−A式でたくさんの?に答えてくれます 自閉を砕く 学研 具体的な指導の例がたくさんです 1500円 自閉を超えて(上) 学苑社 ココロ・メソッドの教育実践を紹介しています 2500円
- 旧担任に聞く―実態を良く知る人に気をつけることなど特によく聞いておきましょう。
- 指導要録などの記録を見る―聞けないときは記録を見ておきましょう。
- できれば家庭訪問で写真を見せていただきながらお家の方と話をすると自然に話ができ家族の方の思いや生育暦などもわかります。
2.行動パターンを読みましょう―行動に個性がでます
- 朝学校に来るのは誰と?
- 学校に着いてからどのようにしている?
- 集中するのはどんなとき?
- 楽しそうにしているのはどんなとき?
- 休み時間は何をしている?
- 給食中の様子は?
- 掃除中の様子は?
- 授業中は?(通常学級で一緒にできること、好きなこと、必要なのにやらないことなど)
3.働きかけてみましょう―授業、1日の生活すべてが働きかけです。ここでは、児童を知るための働きかけと考えています
- 会話ができるのか?どれくらいできるのか?―たくさん話かけましょう
- こちらの言っている事がわかってくれているのか?―教師の思いは表情で伝わることもあります
- 意思表示をしてくれるのか?どんな手段で?どんなとき?―どう思っているのか感じ取れるようにしましょう