惑う星 

あっと言う間に7月で、3ヶ月にわたる長いお休みが終わってしまいました。
本当はお休みの間に、学園シリーズを2作品。
その他のお話しを1作品仕上げる予定で休んだと言うのに、
実はどれも出来あがっていないのです。

で、せっかく復帰したと言うのに新作が無いと言うのも何なので、
慌てて作ったのがこの『惑う星』です。
かなりな短編ですが、制作時間も短かったです。

1週間くらい前から作り始め、
その時の天気予報では7日頃までは晴れるように言っていました。
けれど、大きな台風が来てるんですよね。
まぁ正確な年代とかはいつも特定できない様に作っているので、
気にせずに“晴れの七夕”と言う設定で出しました。


さて、文書中にある、
『都会のど真ん中の何処で遭難するんだ』
って優作の台詞。

私には消防士の兄がおります。
兄がまだレンジャーに居る頃(消防署で派手なオレンジの服を来ている人達)、
仕事の日はともかく何故かお休みの日にも兄はオレンジのTシャツを愛用してました。
ある日、杜が洗濯物をたたんでいる時、傍を通りかかった兄に、
「なんで休みの日にまでオレンジの服、着てんのよ。めっちゃ派手やん」
と、意見してみた所、
「何ゆぅてんねん。遭難した時にこの色が一番目立つんや」
当然のように兄に言い返されました。が、
大体実家の辺りには遭難して
ヘリコプターに見つけてもらわなければならないような森も山も川も無い。
それこそ優作と同じ感想を持った杜なのでした。
変な事を言う変な兄ですが、現在は本署で事務職をしているので普通の服を着ています。



本文の最後にも書きましたが、
今の所続編を書く予定はありません。
あくまで季節物のつもりで書いただけの作品です。
私のお話しは取り敢えず全てハッピーエンドなので、
つまりそう言う事にしておいて下さい。


と言う事で、次は頑張って仕上げている某学園シリーズ、
『愛しのフレディ』
でお会い致しましょう。

’00.7.7 杜水月


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