36.9℃の憂鬱 

前編を仕上げたのが昨年の4月。
中編に取り掛かったのが半年ほど後だったかと思います。

その間、この作品も含め全ての創作活動が止まっていたので、
ようやく取り掛かったときには登場人物の名前は忘れてるし、
お話しの流れもあやふやになってしまって困りました。

・・・思いがけずの長期ブランク・・・
大変ご迷惑をお掛けしましたm(__)m



さて、本文の末尾にも書きましたが、
“告白&キス”までと“官能シーン”とのいつもの二分パターンで作り始めたものでした。

中編を作っている最中気が変わって、
後編で一気に終わらせる流れになりつつあったのですが、
結局は予定通りとなりましたね。
(中後編の間に作った“恋”の余波を受けた影響です)



まぁけれど伏線をせっかく張ってありますから、
当初の予定通りで良かったかなと思ってます。
続編はちょっとドロドロ気味になりますが、
お付き合いいただければ有り難いです。


あと、そうですね
サラリーマン物の職場風景は結構実体験が元になる事が多くて、
前編で出てきた“猫にドーナツ”のシーンは実際にあったやり取りです。

当時の上司とドーナツの押し付け合いになり、
連れ立って非常階段の踊り場へと猫に与えに行ったのです。
怪しげに臭いを嗅いだ後、
野良猫は一口かじったもののゲホゲホむせて
上司と一緒に焦った事を思い出します。

2人とも猫の生態に詳しくなかったので
ドーナツは食べないんだと結論付けて終わったのですが
本当のところ猫ってドーナツ、食べるんでしょうかね???






最後に
後編を仕上げた時には迷ってましたが、
次回は久々に若い学生さんに頑張らせます。
・・・と言うか私が頑張れ、って感じです。

それではまた懲りずに遊びに来てください...


'06.1.15 杜水月







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