Angel eyes 

寒い日が続いてますが、元気でお過ごしでしょうか?
年明け早々始めた連載がようやく終わりました。
以前何処かに書きましたがこれで一応メインキャストが出揃った形になります。

このシリーズはもともと森丘美都×佐伯翠・橘郁×小西優也とでそれぞれ独立したお話だったのですが、
何を思ったのか合体させてしまいました。

独立していた頃は確か小西優也が佐伯翠に近い性格で、
佐伯翠は家庭事情のせいでもっと暗いキャラクターでした。
『静かな月−』を作り始めた時もそのつもりでいたのですが、
1人称を森丘美都にしてしまったせいで
佐伯翠が暗くてリアクションが少ない子だと、どうにも話しが前に進まない。
で、そこそこ反応を返す様にした結果が今の佐伯翠です。
その辺りの絡みから小西優也は当初の予定より随分お馬鹿な子になってしまいましたけど、
彼は落とし穴には必ず落ちるタイプなので
杜としては楽しく使えるキャラクターです。

あと、この作品は何年も前に作ったお話がベースになってるんですが、
大元は前後編くらいで終わるものだったのです。
それがなんだかイジっているうちにこんな大変な事になってしまって、
今となっては「えらいこっちゃぁ」って非常に焦ってます。
作っていた時は幾らでも時間が有ったので完結させる自信が有ったのですが
何せ状況が随分と変わってしまいちゃんと完結させられるかが心配。

この事件だけはどうにか始末が付けられるよう一生懸命頑張りますので、
仕方が無いけど付き合ってやろうと言う辛抱強いお方は
また遊びに来てやって下さい。

それではまた…

'00.2.15 杜水月



−付記−
本編中で小西優也に服用した薬は一応ヘロインです。
やけに利きが早いのではないかと思われるかもしれないですが、
静脈注射はあれくらい即効性があるようです。
実際私は打った事も無ければ見た事も無く、
その様な経験がある人とお話もした事が無いので文章中では明確にしませんでした。



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