働ケドモ働ケドモ我ガ暮ラシ楽ニナラズ


 私の周りに起こる色々なことを、つれづれなるままに記録しています。
 そこはかとなくものぐるおしけれ。 

11月29日(月)晴れ
 昨日、民生委員さんと宴会をした。今回、任期満了で引退される方が多く、送別の宴となったわけである。たくさん飲んでいい機嫌。沖縄に研修旅行に行っていた職員の土産の「ハブアタック」なる栄養ドリンクが登場し、酒と一緒に飲んだ。へべれけになり、高級スナック「やすらぎ」に移動し、二次会となる。そこでさらに唄う、呑む・・。たまたま、知り合いにあう。カウンターで話をしたけど、何の話をしたか記憶が定かではない。酔ったまま家に帰る。
 家に帰って、風呂の湯を溜めながら、小腹が空いたので、うどんを茹でて・・そのまま記憶が途切れる。目が醒めると、風呂の湯はすっかり冷めて、鍋にはうどんがカラカラに黒焦げになったものが・・。ガスは安全装置が働いて停止していた。朝、起きて元栓の安全装置を復旧させた。この装置が無ければ、私が黒焦げになっていたかも?反省・・。さらに、朝、出勤してみると、昨日、カウンターで話をした人が、「先生、約束どおり、診察に来たからね」と声をかけてきた。記憶なし・・反省。
今週から来週にかけて既に飲み会が6回予定されている。はあ・・気をつけます。

11月27日(土)晴れ
 当町に住んでいる高知県職員の保健師さんが二人いる。二人とも以前には当町への派遣保健師として勤務してもらったことがある。このたび、高知県から、新潟中越地震への支援として保健師を派遣することになったらしいのだが、二人とも見事に白羽の矢が命中したらしい。やはり、土佐のチベットと言われる当町のしかも雪の多い地域に住んでいる二人の生命力が評価されたのであろう。この二人であれば、寒さに強いし、雪が降っても平気で運転もするであろう。的確な人選である。

11月26日(金)晴れ
 高知県では、今度の日曜に知事選挙が行われる。一年前にも、現職の知事と、高知市長を辞職し知事選挙に挑戦する二人の候補の一騎打ちであった。現職が僅差で勝利したのであるが、12年前の政治資金疑惑をめぐって知事の資質が取りざたされ、議会で知事の辞職勧告決議案が可決された。その直後に知事が辞表を出し、今回の選挙になったわけである。
 反知事派が前高知市長を担ぎ出すのは当然の摂理であり、県民の誰もが一年前の一騎打ちの再現と思っていた。ところが蓋を開けてみると、なんと、「誰?」という第三の候補が出馬した。以前に滋賀県知事選挙にも出馬したことがある人とのこと、ここ一年半ほど四国を旅しているのだとか・・。まあ、知事が誰になるかは、わからないが、この候補の結果については最早、誰の目にも明らかなわけである。新聞ですら、「事実上の一騎打ち」と報道し、候補者の予定については2人だけを載せ、「主な候補者の予定」と書いている。
 県から、ある文書のフォーマットが送られてきたが、11月30日までは副知事名の入った文書、12月1日以降に使用する場合は、高知県知事の欄に、主な候補者の名前の入った二通りの文書の合計三通りあった。当選した方を使って下さいということらしいが、「主な候補者」以外の方は眼中にないようで・・可哀想な気もする。

11月25日(木)晴れ
 今日は、インフルエンザの予防接種の日である。私の町では、町民に対して自己負担360円で接種している。おそらく国内有数の激安自治体でないかと思う。そのおかげもあってか、今日の接種は600人に届くばかりの人が押し寄せ、怒号と泣き声の交錯する状況となった。医者3人で接種したので、おそらく1人あたり200人の接種をしているだろう。 接種が終わった午後5時には、私は真っ白な灰になった。これでインフルエンザが流行しなければいいのだが・・。

11月24日(水)晴れ
 社会福祉法人で健康教室を開催。今日は、アルコールの適正飲酒の話。この話を参考にして、12月3日の法人の忘年会では、どうかお手柔らかにお願いしたいのだが・・無理だろうねえ。

11月22日(月)晴れ
 病棟に東京土産を持って出勤。看護主任に、「大丈夫でしたか?」と聞かれて、「へ??」 昨日、高知空港で飛行機が滑走路で脱輪し動けなくなって3時間空港が閉鎖されるという事故があったらしい(高知新聞記事)。昨日、私の乗った最終便の前に解除されたらしく、特に気がつかず、帰ってきてそのまま寝てしまったので全く知らなかった。惜しい。もう少し閉鎖したままだったら、今日、帰れずに東京にもう少し居れたのに・・。

11月21日(日)晴れ
 朝、暗いうちから起床して高知龍馬空港に向かう。土佐湾に昇る朝日を見ながら車を飛ばす。始発の飛行機で上京する。日比谷の国立社会保障人口問題研究所で論文の意見交換会である。そもそも学生時代から統計学の苦手な私が、経済学者の間に居るのも奇異な感じがある。しかし、大規模なデータとして数字に現れてくる物が、医者として普段に体験していることを具現化しているのを発見するのは楽しい。窓の外では東京国際女子マラソンが走っていた。
 有楽町でちょっとパソコン屋を探検して帰路につく。帰りの飛行機を降りたところで、知人に偶然会う。びっくり。

11月20日(土)晴れ
 午後、T浜町の老人介護センターの視察がある。家族介護をされている方々の研修である。大学の大先輩O原先生も同行して来られる。折角なので、梼原町でボランティア活動されている方々にも声を掛けさせていただいて交流となった。ボランティアの方々からは、お茶と手作りの饅頭も振舞われ、非常にいい交流となった。

11月18日(木)雨
 保健所の医療監視がある。年に一回の恒例行事である。施設基準、帳簿類、委員会の設置状況、薬品、レントゲンなどの管理など、監視は多岐にわたり、細かいチェックがある。もし不備があれば、指摘を受けることになるが、医療法上の基準などは、満たしていないと、診療報酬の返還を求められることもある。緊張した一日。何点か指摘はもらったが、つつがなく終了。Y本事務長、お疲れ様。
 夕方、N尾医師の買ってきてくれたKみベーカリーのチーズケーキを食した。某女性職員は新技のダイエットのためにスーパーボールを買いに行った。

11月17日(水)晴れ
 朝、霜で病院前の木橋が真っ白になっている。サムノキライ。保健センターの研修会が梼原町で開催される。参加者の中に、妻の同級生を発見。

11月16日(火)晴れ
 先日、朝起きると家のテラスに鴨が3匹座っていた。近くの田んぼで合鴨農法をしていた所から、台風の大水のときに逃げ出したものらしいとのこと。田んぼの持ち主は私の外来に来ている方なので聞いてみた。すると、確かにあれは自分の鴨で、もし、欲しければ捕まえてもらっても構わない、とのこと。よーし。捕まえたら、鴨鍋だ。

11月15日(月)晴れ
 夕方、役場の研修会がある。今日のテーマは、「個人情報保護」という話である。今日は、ケーススタディーではなく、条例の話だった。難しい単語がならぶ研修会だった。講師の先生は催眠術師か?と見紛うばかりに多くの職員が術にかかっていた。

11月14日(日)曇り時々雨
 子供を連れて、劇団ふるさとキャラバン「あしたくる風」というミュージカルを見に行く。NEDOの支援を受けて行われる風力・太陽光・地熱などの新エネルギーの啓発のミュージカルなのである。まあ、面白かったんだけど。ミュージカルの動きがどうも苦手。

11月13日(土)晴れ
 いきつけの散髪屋に髪を切りに行く。子供の時から通っているこの散髪屋のご夫婦は聴覚障害者である。私の前に散髪をしていた老人は視覚障害者であった。ところが、老人の散髪が終わったが家族が迎えに来ていない。老人は自分で帰ろうとするが、一生懸命に散髪屋さんが待つようにジェスチャーをする。しかし、視覚障害者にはジェスチャーは通じない。老人が「家に電話してくれ。」と言い出したが、聴覚障害者のご夫婦の家には電話は存在しない。・・で、散髪途中の私が、携帯電話で見ず知らずのその老人の家に電話して迎えに来てもらって一件落着。バリアフリーって難しい。
 午後から、娘の小学校の音楽会に出かける。長女はトライアングル、次女は鉄琴の担当であった。音楽の先生の熱の入れようがよくわかった。ま、私は親バカで写真撮影。

11月11日(木)晴れ
 高知県知事選挙が告示された。誰もが、前知事と前市長の一騎打ちと思っていた。しかし、蓋を開けてみると、誰それ?と思う第三の候補が出馬。選挙事務所も運動員もおかず独自の運動を展開するのだとか。新聞でも慌てて隅に載せて「事実上の一騎打ち」という報道になった。

11月9日(火)曇り
 レセプトも終わったので、高級焼肉店O味O味亭に行き、肉を焼く。

11月7日(日)晴れ
   当直をしていた。ちょっと、今日は変則的で夕方までの仕事である。夕方から、3週間ぶりに自宅に帰るはずであった。しかし、夕方から緊急搬送。仕事の終わった午後5時には、高知市内の救急救命センターに居るという状態。このまま、救急車に乗って梼原に帰って、取って返して高知市に来ても午後9時になる。結局、高知市に置き去りにしてもらって、妻に迎えに来てもらった。そのまま、一緒に外食して、梼原に帰る。帰る途中に東津野村で交通事故に行き会う。さっき高知市で別れた救急隊員にまた会う。幸い大したことことないのですぐ退散。慌しい日。

11月6日(土)晴れ
 レセプト作業終了。介護認定審査会の資料チェック、人事考課、病院職員勉強会の準備、健康教室用のアンケート作成も終わり、なんとか仕事が捗っている。うん、この調子。

11月5日(金)晴れ
 今日の仕事も終わろうかとする夕方。隣村の診療所の先生から電話あり、紹介を受ける。須崎市の某病院に電話したけど満床で断られたとのこと。救急車で来院した患者さんを診察して非常に重篤な状態と判明する。宇和島市の救命救急センターをしている病院に電話するが、これから緊急手術で受けれないとのこと。やむなく遠い高知市まで行くことになる。ヘリコプターで行きたい所だが、もう外は薄暗くなり、有視界飛行をするヘリにはムリな状態。しかも、今、高知県の防災ヘリは点検中で、必要であれば愛媛県のヘリを要請しなくてはならないとのこと。もたもたしている時間が勿体無いので、救急車で高速を飛ばしていくことになる。K村医師とN尾医師が同乗していくことになった。私は、出発前に救急隊に「今日は超特急で・・」と耳打ちした。超特急で高速道路を飛ばし高知市内の某医療機関に辿り着く直前(着く3秒前だったそうである)に患者さんの容態が急変し、処置をし、そのまま手術室へと運ばれたとこのとである。
 一方、留守番をしていたI田医師と私は、血液検査をしてFAXで結果を送り、一安心。と思っていたら、別の重症の患者さんがやってくる。うわー、宇和島市の救命救急センターをしている病院で受けてもらえることになる。救急隊に電話すると高知から帰ってきていた救急車は、もう隣村まで戻ってきていた。そのまま、病院に来るように要請。再びN尾医師を乗せて宇和島市へ超特急。
 よく働いたN尾医師は、I田医師からMスバーガーを20個奢ってもらえるとの御褒美を賜った。

11月3日(水)晴れ
 今日から、5日間のうち4日が当直またはサブという強行日程である。先々週は中国、先週は福岡と続けて不在だったことが祟っている。身から出た錆デス。夕方以降患者さんが途絶えたものだから、これ幸いとレセプトの社会保険分を済ませ、溜まっている事務仕事をやっつける。深夜0時前に官舎に戻り、午前1時過ぎに就寝。ところが午前2時に患者さんあり。緊急入院となった。撃沈。

11月2日(火)晴れ
 N尾医師は、他の先輩医師のツッコミに対して「ほー。」と反応することが多い。多分、あんまり言うことが無くて薄いリアクションなんだろうけど、「ほー。ほー。」と連発するものだから、『ふくろう博士』(右イメージ図)と命名させていただいた。I田医師には評判がよく、家で奥さんにも話したようである。ひそかに流行の兆し。

11月1日(月)晴れ
 今日から11月である。今月から、役場の月一回の朝礼は保健福祉支援センター4階の会議室で行われることになった。国道440号の拡張工事に伴い、商工会も開発センターも無くなってしまい、職員が並べるだけのスペースのある部屋が無くなったからである。我々としては開発センターまで往復する時間が短縮されて嬉しい限りであるが、本庁職員にとってみれば遠くなったわけでご愁傷様。
 月初め恒例のレセプト作業をしていた。事務室で残業している所へ、吏員会研修旅行で信州へ行っているJ明検査技師から電話がかかる。「いま、ホテルに居てこれから夕食。ご馳走食べてくるからね。」と皆の感情を逆撫でする。


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