5月27日(木)くもり
今日は、Fじの家との恒例スポーツ大会である。またもやのスカッシュ大会である。当直のM場医師は仕事が終わらないから遅れてくることになった。スカッシュ大会が全試合終了し、懇親会に移ることになってもM場医師は現れない。病院に寄ったが、M場医師はいない。懇親会場に行ったが、やはりM場医師はいない。???宴会が始まり暫くして遅れてM場医師は現れた。彼は誰もいない、スカッシュ大会の会場に行ってしまったらしい。役に立たなかった彼のジャージが虚しかった。
5月26日(水)雨
今日は、恒例「おやじの会」の日である。整形外科T田Drが仕事に来る水曜日の夕方に月イチで、呑みに行き、くだらない話をする会なのである。先月、初めて開催したが好評につき本日の2回目になったのである。今回から、なぜか、Fじの家の看護婦と、病棟婦長も参加した。彼女たちから「おやじの会」という名前にクレームを付けられた。自分たちが女性だからという理由だそうだが、新入りの分際でっ!ぷん!討議の末、「おやぢの会」に改名することになった。
5月25日(火)晴れ
K知医科大学に出かけた。「地域医療と総合医」というタイトルで学生の講義をするように依頼されたのである。相手は6年生95人である。学生というものはボソボソ喋ると眠る、照明が暗くなると眠る。ベルが鳴るとよだれが出るパブロフの犬の条件反射なのである。明快でわかりやすく、おやじギャグを織り交ぜながら飽きさせない講義を心がけた。結構、うけた。授業後に提出させた学生の感想もおおむね好意的な内容であった。僕って才能あるんかな?めざせ、Mのもんた!
5月23日(日)雨
介護保険の勉強会のために、厚生省の方と、福祉自治体ユニットの関係者に来梼していただいた。勉強会が終わり、懇親会になる。福祉自治体ユニットの事務局長のS原さんは女性である。梼原町保健福祉支援センターO崎所長は酔うと女性を見れば見境なしに胸を触る。最近本人はやめたと言っているが、そうそう改善されるものではない。この日も、私は、O崎所長はS原さんを触るだろうと思われた。しかし、U田次長、N村係長はさすがに触らないだろうとの意見であった。お持ち帰りのお好み焼きを賭けることになった。O崎所長がS原さんの横に座り、ボソボソと真面目に話している。O崎所長が小声になると危険である。聞き取りづらくて近くに寄ると手が出るのである。O崎所長の射程距離内にS原さんが居る間、賭をした3人はドキドキしながら見守る。結局、私が負けて、1,400円の損害を被った。ちっ。
5月22日(土)くもり
昨晩から、時間外診療の患者さんでムカデに刺されたという人が3人やってきた。そういう季節になったか。もう少ししたらマムシになるかな?季節感を患者さんで感じる今日この頃。
5月20日(木)晴れ
昼御飯を食べながら、なぜかJ治医科大学学生時代のアルバイトの話になる。M場医師がYマサキ製パンの経験を話す。一晩、ベルトコンベアに乗って流れてくるパンを相手に単純作業をして1万5千円也。M場医師はこのバイトをしてから、メロンパンが食べれなくなってしまったらしい。私は、薬の相互作用の試験のアルバイトをしたことがある。ジルチアゼムとニフェジピンという血圧の薬を一緒に飲むというものである。時間ごとに尿と血液を採られる。夕方まで拘束されるがその間の行動は自由である。終わってから主催者の助教授のおごりで寿司屋に行けた。これは1万円也。ところが、試験途中に一緒に参加していた同級生が目の前が真っ暗になって倒れた。危険なバイトであった。その試験が論文になり、Bイエル薬品が持ってきた時はびっくりした。この論文の健常者8人のうちの1人は僕だわ・・
J治医科大学は血液関係の研究をしている医師が多い。当然、研究に人間の血液細胞が不可欠なのである。10分くらいの横になって局所麻酔されて胸骨から骨髄液をちゅっと抜かれるバイトは1万円也。臨床実習の学生控え室にやってきて、「誰か血を売ってくれ」といい、500円玉と引き替えに静脈血を注射器一本抜いていく謎の医師が居たりする。また、ABO式、Rh式以外の血液型というのがいっぱいあるのだが、その中のMN式の血液型の特別な型(だいたい100人に2人らしい)が欲しい医師から該当する学生のところに「血を下さい」という電話がかかってきたりする。これ3千円也。へんな大学である。
5月18日(火)晴れ
新薬の説明会があった。T田製薬の近日発売予定の2つの薬の説明を受ける。だいたい、薬屋さんなどというものは自社の製品にいいことばかり言うので、こういう説明会でも騙されないように眉に唾をつけながら聞くのである。
それはそうと、T田製薬にイルカボールペンを貰った。これはペンのてっぺんにイルカが付いていて、ペン先を出すボタンを押すと、ケケケケ・・・・とイルカの可愛らしい鳴き声がするのである。2つ貰って家に持って帰ると、二人の娘がケケケケ・・・・をやりつづける。やかましいっっ!朝起きたら、娘は既にペンを握りしめていた。ケケケケ・・・・、たのむ、やめてくれ、僕が悪かった・・・・
5月17日(月)晴れ
6月6日(日)に梼原町太郎川公園で毎年恒例の土佐牛丸かじり大会が開催される。役場から招待券の申請書類が廻ってきた。毎年、お世話になっている人たちの名前を書類に記入していく。高知県の保険課に勤務されているY本先生も御一家で参加されるとのことである。Y本先生は私が医者に成り立ての頃の一年先輩で、色々お世話になった先生なのである。御一家の分の招待券を出しましょうと言ったところ、固辞されてしまった。保険課と病院とは利害関係にあり、貰い物をしてはいけないとのお気持ちのようだ。自費で来られるとのことである。いいのに・・そんな、焼き肉の招待券の2-3枚で、医療検査の時に手心を加えて欲しいなんて、これっぽっちも思っていますのでよろしくお願いします。
5月15日(土)晴れ
今日は、高知市に出かけた。J治医科大学卒業医師の定例の勉強会である。終わったあと、呑みに行くことになる。色々な情報交換をする。勉強会では、いわゆるテレビ会議システムでT和村のI上先生も参加されたが、呑み会となると参加するわけにいかなくなる。呑み屋にコンピュータと電話回線引っ張っていくわけにいかんもの。飲み終わってから、ホテルに帰って寝る。疲れた。
5月14日(金)晴れ
夜中にある有名な患者さんがやってきたらしい。この人、非常にマイペース、しかもこちらの話を理解してもらえず、医者としては最も対処しにくい患者さんである。今日の当直医は4月に転勤してきたばかりのM場医師である。当然初対面。そうすると当然意見が衝突する。患者さん曰く、「話にならん。前から居る先生はおらんのか!?ワシの体は、サワタニ先生が一番よう知っとるんだ。」サワタニ先生? そりゃ、アワタニ、サワダ、ヒガシダニのどれだ?
5月13日(木)晴れ
福山の山岳会の人たちが病院を訪ねてきた。このグループの代表のW谷さんとご近所さんを探せのページを通じて知り合った。坂本龍馬脱藩の道を歩きたいと言われ、以前いろいろ資料を提供していたのだった。お土産にモミジ饅頭を頂いた。明日は愛媛県河辺村に宿泊予定とのことで、この村の診療所長をしている同級生を紹介させていただいた。いいご旅行をされることをお祈りしています。
5月12日(水)晴れ
今日も、私の外来が人口爆発である。6時間半かかって60人の診察をした。診察終了後、身体障害者療護施設の職員勉強会に脳死の話をしにいく。帰ってきて4時すぎからケアプランの会があり5時に終わる。病棟回診をして終わったら6時である。コンピュータに患者データを入力しながら、気が付く。今日は一食も食べていない。そういえば、昨晩宴会をしていたので今朝は食欲がわかずに朝食をしなかったんだった。結構大丈夫なもんだ。
5月11日(火)晴れ
朝6時半に外来患者が来ると連絡あり。なんと、うちの病院の看護婦さんである。朝起きて布団の中で膝がロックしてしまったらしい。膝関節の隙間に段裂した半月板がはまりこんで動かなくなってしまったのである。治そうと試みたが成功せず、高知市内の病院に転送になった。本日、手術となる。今月から看護婦2人が産休に入る。看護婦さんが足りない。助けてー!どなたか梼原病院で働いてもいいという看護婦さんいませんか?35歳までの正看護婦なら面接の上、即採用します。
5月10日(月)曇り
一昨日、娘の保育園の親子遠足に行った。右の眉の上をアブに刺された。今日は、痛いような痒いような・・虫さされの薬を風呂上がりに塗ってみた。スーとして気持ちよかった。もう一回塗った。塗りすぎた薬液が垂れてきて、眼に入った。ひゃ−−−。
5月9日(日)曇り
5月5日にたまたま四国をバイクでツーリング中の東京の若い男性が肩関節脱臼でやってきた。私は当直医ではなかったが行きがかり上、整復した。脱臼の整復は得意である。その患者さんからE-Mailがきた。無事帰り着いたのにひとまず安心。しかし、どうやって私のアドレスを知ったのだろう?
5月7日(金)晴れ
仕事が終わって課長会の「一億円事業」の意見交換会に出かけた。これは、町長の発案で課長に一億円を出すが、口は出さないので好きに使ってみなさいという事業である。6人の課長が考えて3つの事業を立てた。その事業に対する広く職員の意見を聞くためということで今日の意見交換会になった。決して弁当が出るというのに釣られた訳ではない。課長も町税収の25%にも及ぶ大金の使い道に四苦八苦しているのが伝わる。一般庶民に宝くじの一等が当たってしまったようなものである。
意見交換会が終わってから、居酒屋Iろとりどりに出かけた。今日は生ビール一杯300円デーなのである。M場医師、N田医師、O崎所長とともに閉店まで呑む。
5月5日(水)晴れ
こどもの日である。そんなこと忘れていたが、子供と一緒に愛媛県の某書店に行くとくじ引きがあり、子供が喜びそうなおもちゃを引き当て喜ぶ。夕方は、町内の飲食店に夕食を食べに行く。たまにはいいよねと思っていたが、支払いは先日、町からもらった地域振興券でおこなう。「ごちになりますっ!」子供におごってもらった。
5月4日(火)晴れ
連休の中の唯一の当直日であった。それほど大きなトラブルもなく順調。レセプトチェックも本日で完了し、連休明けを待つばかり。
5月2日(日)晴れ
娘たちを連れてサンリオハーモニーランドに乗り込む。ここはキティーちゃんをはじめサンリオのキャラクターだらけの遊園地なのである。とにかく、人がたくさん居る。乗り物に乗る時間よりも待っている時間の方が長い。昨日、西村京太郎の長編推理小説の文庫本を2冊買っておいたが、これを順番待ちをしながら読むことになる。何が悲しうて、大分まで来て炎天下で推理小説の立ち読みをしているのか。まあ、いい、娘たちは大喜びである。午後7時にハーモニーランドを後にしたのである。長女曰く、「キティーちゃんは、まだお仕事しゆうが?」。娘も、子供心にキティーちゃんも大変だろうなあ、と思ったに違いない。「大丈夫よ。きっと、早番のキティーちゃんはもう帰って、今は遅番のキティーちゃんが働いているから。」と説明しておいたが、娘には理解不能であったようである。
家に帰り着いたのは午前1時であった。もういかん。からだがぼろぼろじゃ。
5月1日(土)晴れ
突然、家族を連れて旅に出ることになった。GWで休みが取れたこともあるが、前から娘に大分県にあるサンリオハーモニーランドに連れて行ってとおねだりされていたのである。日頃、娘の期待を裏切り続けていたので今回もあまり期待させないように、秘密裏に計画をすすめた。朝、娘を起こして車に乗せて愛媛県八幡浜市に向かう。フェリーに乗り、午後には別府に到着。そのまま九州自然動物園アフリカンサファリに出かける。車で園内を廻る形式のサファリパークで娘たちはそれなりに狂喜乱舞した。