働ケドモ働ケドモ我ガ暮ラシ楽ニナラズ


 私の周りに起こる色々なことを、つれづれなるままに記録しています。
 そこはかとなくものぐるおしけれ。

5月30日(金)曇り時々雨
 今日は梼原病院と特別養護老人ホームFじの家との恒例スポーツ交流会が行われた。今回は昔懐かしドッジボールである。整形外科T田医師は、やるんですかあという態度で登場したが、始まると結構ムキになって大活躍して、我が梼原病院Aチームを優勝へと導いた。

5月29日(木)曇り時々雨
 仕事が終わってから、高知県立中央病院<肝胆膵カンファレンス>(秘蔵写真集はここ)に出かけた。今日は、カンファレンス終了後、このページで最も登場頻度の高いM田Y多佳医師の送別会およびM田S二郎先生の全快祝いが催された。いつもの通り、高級居酒屋菜園場吾平で行われた。M田S二郎先生は術後10日目であったが平気でビールを飲まれていた。その席上、M田S二郎先生の術前の剃毛のはなし、術後3日目にお助けコールがかかりPTCDをやらされたこと、術直後の秘話などが聞けた。私は自分が手術を受けるときは、恥ずかしいから知らない病院でこっそりしようと思った。

5月26日(月)曇り
 CD-Rを買ったが、どうしてもうまく行かない。PCI対応のSCSI-2のボードと2Gのハードディスクも買いたして総額12万円の出費である。しかし、書けども書けどもエラーが発生して一枚900円のCD-Rメディアがパーである。すでに8枚のメディアがパーになってしまった。製造元のLジテックに質問Faxを送ったら、やはり原因が分からないので、SCSI-2ボードとCD-Rを送れとのこと。さらに郵送料がかかる。腹が立つので受取人払いにしてやった。

5月24日(土)曇り時々雨
 高知県立中央病院で研修医をしていた頃の同級生の岡山大学医学部第一外科のM田医師が岡山から遊びに帰ってきた。彼が最近研究ばかりで手術ができず、ストレスが溜っているという話で、慰めてあげようと言う主旨で宴会を開いた。集まったのは、M田医師の他に、スライド屋のK端さん(バタやん)、T葉さん、高知市民病院循環器科のY崎医師、くぼかわ病院外科のM嶋医師、私であった。宴会を始めると幹事のK端さんのピッチがあがり次第にべろべろになってきた。逆に周りのものは酔いが覚めてきた。どうもストレスが溜まっていたのはK端さんの方だったようだ。

5月23日(金)晴れ
 朝、新聞を見ていると、6年前に主治医だった患者さんの訃報を見付けた。同級生の息子に病状を説明したこと、抗癌剤の副作用で髪の毛が抜けたときの患者さんの悲しそうな顔、数年ぶりに再会したときに自分が忘れられていたこと、疲れた顔でタバコをふかしていたことなどを思い出した。お別れにいけませんが、長い間の闘病お疲れさまと心の中で手を合わせ、データベースに<死亡>と入力し、因果な商売だと思った。

5月20日(火)晴れ
 特別養護老人ホームFじの家のT崎看護婦、M内看護婦、保健福祉支援センターO崎次長、梼原病院S田医師、N村I看護婦と共にボーリングに出かけた。最近、私が忙しくてストレスが溜まっているであろうから慰めてやろうというのが会の趣旨であったらしいが、私には身に憶えがない。まあ、嫌いじゃないから行くことにした。男女3組のペアを作り、2ゲームの合計点で争った。順位は阿波谷・N村ペア、O崎・M内ペア、S田・T崎ペアとなった。当然と言えば当然であるが優勝してしまった。負けたペアのおごりで焼き肉を食べた。T崎看護婦はボーリング場に財布を忘れてきたが、幸い善人に拾われたらしく、届けられており、無事に帰ってきた。

5月19日(月)晴れ
 鏡は、M田S二郎先生の胆石の手術の日である。一日も早い全快をお祈りしております。

5月17日(土)晴れ
 県警の刑事さん2人がやってきた。手帳を見せられた。げっ!何も悪いことはしてないぞ、と思っていたら、ある事件の捜査のためとのこと。4月上旬に来院した梼原町、東津野村以外の人を教えてくれとのこと。レセコンでピポパすると約10人の名前が出てきた。その中にうちの放射線技師Y本さんの名前があった。な、何かやったのか?むむむ怪しい。しかし、名前のリストを刑事さんに見せると、該当者がなかったのか、「あ、結構です。」と即座に言われた。なんだあ。

5月15日(木)晴れ
 胃の集団検診で引っかかった人が飛び込みでやってきた。朝御飯を抜いてきているので胃カメラを飲ませて欲しいとのことである。緊急でなければ、後日にするのが当院の通常なのだが、今日はすることにした。胃カメラを入れてみると、胃の中程に白い紐状のものが・・ あ、アニサキスだ。(注 アニサキスとは魚にいる寄生虫。刺身などを食べることで人間の体内に入るが、増殖はしない。胃に食いつかれると急性腹症の原因になる。)鉗子でつかんだら、うにうに動いた。あ、生きてる。引っ張って取り出した。患者に見せたら随分感激していた。でも痛くなかったのだろうか、この人?。内視鏡によるアニサキス虫体除去は5000点つまり50000円の収益である。ちなみにこの人は70歳を過ぎているので1020円の自己負担である。もうかった。早起きの鳥は虫を食べれる、という英語の諺のよう。暇な内視鏡医は虫を捕まえる。
 M田S二郎先生は胆石の手術の為に明日入院である。私たち弟子も一緒に肉を絶っています。ねえ、H先生(現K知医大放射線科)!
 今月一杯で姫路に行くことになったM田Y多佳先生もM田軍団卒業の証、モンブランのボールペンをもらったようである。今日はM田Y多佳先生はるんるんだった。「大丈夫!さっき妻と仲直りしたから」ということは、また喧嘩してたんだ、この夫婦。

5月14日(水)雨時々曇り
 PTGBDをした。M田S二郎先生がいないところでやるのは初めてなので緊張したが、成功した。満足っ!

5月13日(火)晴れ
  胆石症で急性胆嚢炎を起こし、限局性の腹膜炎を起こしている患者がやってきた。かなり炎症が強いために、PTGBDをやることにした。M田S二郎先生に相談するために、CTの写真をコンピュータで画像伝送した。現在胆石発作に苦しんでいるM田S二郎先生は、いつも以上に患者さんに同情されていた。

5月12日(月)晴れ
  病院でコーヒーメーカーを新しく買うことになった。今まであったのが調子が悪いわけではないが、5人用なので昼休みにはちょっと苦しいため10人用を買おうということである。近くのN森百貨店に聞くと定価12,000円弱であるとのこと。J明検査技師長が中心になり募金を集めた。我々は有無をいわさず1,000円徴収された。本日、品物が届けられた。10,900円に割り引いてくれたので、ちょっと儲かったと話しながら箱を開けたら、メーカー希望小売価格8,000円の札が入っていた。N森百貨店おそるべし。J明技師長怒り爆発し、N森百貨店に文句を言いに行ったらしいが・・・

5月10日(土)晴れ
  M田S二郎先生からE-mailがきた。胆石の痛みに耐えきれず腹腔鏡下胆嚢摘出術を受ける決心をされたようだ。放射線科が混乱してるだろうなあ。がんばれ、有効期限直前のM田Y多佳医師!

5月9日(金)晴れ
 CT室前の廊下に日赤から配布されたキンキキッズがモデルの献血キャンペーンのポスターが貼ってあった。整形外科のT田医師は親戚に頼まれたとかで密かに目を付けていたが、ある日忽然とポスターが消えた。きっと女子中高生が盗んでいったのだろうと思っていたら、K上看護婦が犯人だった。子供の友達に頼まれたとか・・そういえば、M田S二郎先生の娘さんもキンキキッズのファンだった。しまった、貢ぎ物にすればよかった。

5月8日(木)雨
 6月1日に梼原町太郎川公園で恒例の第11回土佐牛まるかじり大会が開催される。昨年チケットが手に入り同僚のH医師(現K知医大放射線科)にプレゼントしたところ夫婦で参加し非常に喜んでもらった。よっぽど気に入ったのか今年もチケットをとってくれと連絡が入った。今年は奥さんの実家である三代目T尾石材店(「人類の幸福は祖先の崇拝にあり」のCMで高知県地方では有名)の人たちも一緒に行くらしく、5枚融通してくれないかとのことであった。役場の担当者にお願いしてチケットを押さえてもらった。ところがその後、役場から、まるかじり大会御招待チケットの配布について連絡があった。招待したい人があれば名前を書いてくれといわれた。すでに書かれている名前はO前院長、国保連合会M村事務長であった。その下にT尾石材店御一行様と書けないので「K知医大放射線科H医師(医学博士)私が大変お世話になった偉い先生」と書いてみた。町長が認めてくれるかな?

5月5日(月)晴れ
 M田S二郎先生は昨年の尿管結石に続き、今度は胆石発作が起こってしまった。御愁傷様です。PTGBDが必要になったら、お手伝いします。

5月2日(金)曇り
 今日は当直である。月初めであるのでレセプト事務もあり、残業である。ところで、車で30分くらいの愛媛県広見町に新しく本屋ができた。愛媛県内ではチェーン店が多い、某H屋書店である。結構品揃えがいいらしく、内科S田医師、整形外科T田医師、H薬剤師が一緒に出かけた。帰りに焼き肉屋に行ってくるとのことであった。残業組が恨めしそうだったのを察したのか、ケーキをお土産に買ってくるからとのことであった。みんな楽しみに残業をしていた。本当にお土産を買ってくるか賭けをしようということになった。検査技師のJ明さんは買ってくる方に僕は買ってこない方に賭けた。僕が賭けに勝った。しかし、責任を感じたのか、代わりに近所のコンビニに行ってアイスクリームを差し入れてもらった。ごちそうさん。

5月1日(木)晴れ
 梼原町南部では漢方薬の原料である三島柴胡の栽培が行われている。某国内最大手の漢方薬メーカーであるTムラが買い上げにやってくる。肝臓の治療薬などで有名な小柴胡湯などの原料になるのである。品質にはうるさいらしいが、結構いい値段で買ってくれるらしく、老人のいい小遣い稼ぎになっている。老人たちは、それで得たお金で酒を買い酒盛りをする、すると肝臓が悪くなる。肝臓が悪くなると病院にやってくる、医者は診察をして小柴胡湯を処方する。ネバーエンディングストーリー。


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