働ケドモ働ケドモ我ガ暮ラシ楽ニナラズ


 私の周りに起こる色々なことを、つれづれなるままに記録しています。
 そこはかとなくものぐるおしけれ。

6月27日(土)曇りのち晴れ
 娘の保育園の行事で潮干狩りに行った。前日までの雨が嘘のように晴れてしまった。行き先は高岡郡宇佐町。「ここは、土佐のUSAです。」という寒くなるような看板のある町である。昼食の後、渡船で干潟へ渡る。子供たちは大騒ぎである。最初は長女もアサリを掘り当てていたが、10分もしないうちに飽きてしまい、ヤドカリを捕まえていた。次女は親の真似をしているつもりで、小石をカゴに放り込んだり、カゴを持ち上げてアサリをぶちまけそうになる。2時間後には娘2人は泥だらけ、親は日焼けでヒリヒリになっていた。

6月25日(木)大雨
 本当によく雨が降る。あっちこっち崩壊しているらしい。高松の親戚の伯父さんから、母親の所に「あいつは無事だろうか?」と電話があったらしい。無事じゃなかったらニュースになると思う。国道439号線はよく崩れる。松原診療所に行くとき通る道なので崩壊したら別の道を通る都合もあり、行政無線放送には注意を払わなければならない。今日も、大雨洪水警報が出ている。昼頃、臨時の行政無線放送があった。なんの警報か?!と思ったら、「稲熱病(いもちびょう)警報が発令されました。農家の皆様ご注意下さい・・」だった。そ、それは、どのように注意すればいいのだろう?
 山形の同級生H田医師から、毎年恒例のサクランボが届いた。大学卒業時の約束で、こちらから文旦を送る代わりにサクランボを送ってもらっているのである。病院に1パックお裾分けした。サクランボはすっかり熟しきっていて、幾つか食べれないものが混じっていた。J明検査技師長は「送り先に電話して、食べれないから送り直すように言ってみよう。」と言っていたが、そんな厚顔無恥な行いは普通の人にはできないのである。サクランボは美味であった。H田先生、来年もよろしく。

6月23日(火)くもりのち晴れ
 今日の昼の病院食はカレーライスだった。カレーだと極端にまずいということがなく、おかわり自由なので職員には好評なのである。しかも、カレーが余ると翌日までとっておいて食べることができるのである。薬剤師のH君が常々、栄養士のN子さんに「毎日でもカレーライスにしてくれ!」と言っているためか、月に約一回くらいのペースでカレーライスなのだが、今月は既に3回目でなのである。材料の注文を間違ったのだろうか?「N子、さては俺に気があるな・・」とH君がつぶやいていたが、多分違うと思う。

6月21日(日)雨
 町内一斉清掃の日である。町民総出で雑草の刈り払い、粗大ゴミの収集、排水溝の掃除などをおこなう。排水溝の掃除はドロをすくい出していても周囲が汚れるし、らちがあかないので、消火栓からホースを接続してその水圧でドロを押し流すのである。消火栓の水圧は凄まじく、ちゅぼぼぼぼとドロが飛んでいく。
 昼までで仕事が終わって、その後、慰労会である。真っ昼間から酒を飲むのである。そのために、オバサン連中は清掃もせずにバーベキューの準備である。いかにも梼原町らしい。

6月20日(土)晴れ
 今日は、高知市内で会議である。会議の後は懇親会である。町長も一緒だったので、町長の黒塗りのクラウンに便乗させてもらい、その日のうちに梼原に帰ることは可能であったが、今日は敢えて宿泊することにした。だって、ワールドカップの日本vsクロアチア戦を見ないといけないんだもの。でも、負けちゃうんだものなあ。

6月18日(木)くもり
 仕事が終わり県立中央病院の肝胆膵カンファレンスに出かけた。消化器科T先生は最近、眼科医の奥さんと結婚したばかりである。新婚旅行に沖縄にでかけたそうであり、お土産の沖縄名産「ちんすこう」を配っていた。僕の所にも「如何ですか?」と持ってきた。思わず、「お、ちん○かす」と下品な事を言ってしまった。T先生は「ど、どうして放射線科の先生はそういう発想なんですか?!」と言った。聞けば、M田S二郎先生も「お、ちんかす」とおっしゃったそうである。師匠の教えが身に付いていることを喜ぶべきか否か?

6月16日(火)くもり
 今日は、午後から町長と共にK知医科大学に挨拶周りである。K知医科大学は学長先生が最近、替わった。当院も眼科の非常勤医師と整形外科の常勤医師を派遣してもらっている立場上、ご挨拶に伺ったわけである。K知医科大学も開学して20年が経ってきており、建物も老朽化してきている。眼科のU野教授によると以前と比べて予算が少なくなって大変とのことであった。教授の言葉を示すように研究棟は冷房が効いておらず蒸し暑かった。7月にならないと冷房は入らないそうである。どこも楽ではないようだ。

6月13日(土)くもり
 今日は、6年目の結婚記念日である。私は釣った魚に餌はやらないので特別なお祝いもせず、ワールドカップをテレビで観戦である。スイートテンダイアモンドなんて宝石屋さんの陰謀であろう。だいたい、夫だけが妻に贈り物をするなんておかしいと思う。代わりに、スイートテンG3とか、スイートテンPentiumII400MHzとかをくれるなら・・妻も僕の性格はわかっているが、多少不満なようである。しかし、夕食は冷凍食品だったことを考えると妻も釣った魚に餌はやらないなのであろう。

6月12日(金)くもり
 S田医師のフランスワールドカップツアーはますます雲行きが怪しくなる。K畿日本ツーリストからFaxがあり、今キャンセルした場合は旅行代金全額返済された上に、5〜10万円の違約金を払うとのことであり、本人曰く「80%キャンセルに傾いている」とのことである。しまった!僕もツアー申し込んでおきゃよかった。

6月10日(水)くもり
 フランスワールドカップの開幕である。S田医師のフランス行きも、もうすぐである、と思っていたらアルゼンチン戦のチケットが無くツアーが中止のニュースが飛び込んでくる。S田医師はジャマイカ戦であるが大丈夫か?!

6月8日(月)晴れ
 松原診療所の出張診療から帰ってきたら家から「緊急事態が発生したからすぐ帰ってくるように」との伝言あり。とりあえず電話してみると「便所がつまった」とのことである。どこが緊急事態やねん!「だって、用が足せなくなるじゃない。」確かに。スポスポをやっても通らないとのことである。家に帰って自らスポスポすることとなる。かなり力を入れて繰り返すとズポッと通った。根性の入れ方の問題である。さて詰まらせた原因であるが長女がトイレットペーパーの芯を流そうとしたことであることが判明した。人騒がせである。

6月7日(日)雨のち晴れ
 毎年恒例の「土佐牛丸かじり大会」が行われた。昨年はM田S二郎先生は胆石症の腹腔鏡下胆嚢摘出術後のため肉食禁となっていたが、今年は家族で参加していただいた。これでM田S二郎先生からは年末恒例クエパーチーの2年連続出場権を獲得の許可を頂いたが、どうも奥様にはあまり喜ばれていないような・・

6月5日(金)晴れ
 今日は保健福祉支援センターのスカッシュバレーボール大会である。大会優勝の商品以外に試合の勝ち負けの予想の的中率により商品券が当たるシステムである。結構、みんな必死になっている。社会福祉協議会のH口君は頑張りすぎて骨折した。我が家に遊びに来ていた奥さんに電話して知らせてあげたら、大声で笑い飛ばされた。H口君は打ち上げで酒を飲んでいたが、きっと後から痛かったに違いない。明後日は神楽大会で大蛮を演じるのだが大丈夫か?本人はやると言っている。

6月4日(木)晴れ
 5時に仕事を終えて県立中央病院の肝胆膵カンファレンスに行くべく、出発しようとした。車に乗って出始めたとき背後からJ明検査技師長が大声で何かを叫んでいる。車を止めて窓を開けて聞いてみると「お土産は無事故でいいの」といっていた。暗にお土産の要求である。いつもの事かと車を出し高知に向かっていく。葉山村の杉の川診療所(同級生のY崎先生が所長)の100m向こうで軽自動車が道の真ん中に止まっていて、その横に自転車が倒れている。道路脇で中年の婦人が泣いている子供を抱きかかえている。これは、交通事故というやつですかい!? 車を止めて、子供を診に行く。運転手と思われる中年の婦人に僕は医者ですからと話してなだめ、子供を診せてもらう。手足や体幹には異常はないようである。意識もしっかりしているが、頭の外傷があるようである。近所から出てきたおじさんに「頭は動かさんほうがえい。素人は手を出さんと救急隊が来るまで待てえや。」と言われたので「僕は医者ですが」と言うとしゅんとなった。そうこうしているとY本放射線技師が通りかかった。事故車が道路を塞いでるため通行の邪魔になりかけており、Y本技師が遠くの方に移動させた。救急隊が来て、「事故を起こした車はあれですか?」と一番近くのオデッセイを指さした。おいおい、そりゃ僕の車だ。救急隊に脳外科に搬送するように指示して高知へ再び向かったが、病院を出発するときにJ明さんが声をかけてくれなかったら、僕が事故を起こしたかもしれないと考えてぞっとした。

6月3日(水)晴れ
 今年は暖かくなるのが早いのか蛍が飛び始めている。例年よりは2週間ほど早い。現地の蛍情報をJ明検査技師長が入れてくれる。しかし、昨年、すごいから見に来るように言われていったが大したことが無かった。どうもJ明さんの話はオーバー気味なようで話半分で聞かなければならないことは去年学習したことである。今日のJ明蛍情報は、あそことあそことあそこに50匹ずつ計150匹とのことである。まあ、話半分で75匹と覚悟して見に行くことにする。ところが、行ってみるとちらほらくらいしか飛んでいない。話5分の1であった。それでも娘たちは結構興奮していた。

6月1日(月)曇り
 今日6月1日は四万十川水系の鮎漁解禁日である。毎週の通り、松原診療所に行っていると四万十川支流の北川川、梼原川には釣り人の姿が見える。テントを張って前日より泊まり込んでいる人もいるようである。カーブの少し道幅の広いところには県外ナンバーの車があちこちに駐車している。おかげでカーブミラーが見にくい、対向車とすれ違いにくい。平日につりに来れる人はどんな人なのだろうか?「月曜から休みなのは散髪屋とプロ野球選手とBちゃんぐらいなもんだ。」(阿波谷語録より引用)


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