働ケドモ働ケドモ我ガ暮ラシ楽ニナラズ


 私の周りに起こる色々なことを、つれづれなるままに記録しています。
 そこはかとなくものぐるおしけれ。

7月31日(金)晴れ
 4日ほど前、J由民主党の関連団体である「H成行政研究会」の常任理事と名乗る人から電話があった。のんびりした口調で、「先ほどの選挙ではJ由民主党へのご支持を有り難うございました。ご指示を頂きながら、御期待に添えず申し訳ありません。(中略)そこで、H本首相から、自治体病院の皆様にちょっとしたプレゼントがありまして、首相直筆のですね、銘々皿を差し上げたいと思い、別便でお届けさせていただきます。それと、もう一つのお願いなんですが、「歴代首相とJ由民主党史」という本をですね、お構いなければ、購入の御検討を頂きたく、御案内させていただいておるところです。それでは、よろしくお願いします。」と言った。別に支持なんかした覚えはないが、そういえば自治体病院協議会ってJ由民主党の支持団体だっけ? 本日になって、Kロネコ便で大きな箱が届いた。中には、皿と、分厚い本と、38,000円の請求書が入っていた。押し売りであることに気がつき、電話をしてみた。常任理事は奥さんの具合が悪いとのことで居なかった。買うと言った覚えがないことを、電話口の女性に訴えてみたが、「ご承認を頂き、送らさせて頂いたはずですが、一度ごらん頂き、御購入頂けたら・・」の一点張り。とにかく、要らないので、引き取ってもらうように納得させ、着払いで送り返すことを納得させた。ここまで、電話代が220円かかってしまった。悔しいから、クール宅急便にでもして相手の支払いを増やしてやろうか?まったく頭にくる。平成行政研究会の金城!おまえなんか嫌いだー!あ、実名にしてもーた。

7月30日(木)晴れ
 県立中央病院の肝胆膵カンファレンスに出かけた。午後5時をまわってから、車を飛ばすと、隣の隣の村で前を行く、S田医師のDリカスペースギアに追いついた。S田医師は妙に安全運転であったが、その理由は、明日のS田医師の欠勤とも関係がある。カンファレンスが終わり、ラーメンを食べに、S田医師、吾川村のM下医師とともに、高知では結構有名なA軒に出かけた。S田医師が、チャーシューメンのニンニク入りを注文したのだが、間違って、私の大盛りラーメンにもニンニクを入れられてしまった。臭いけど美味しかった。しかも、ニンニク無しの値段にサービスしてもらい50円儲かった。し、しかし、明朝は外来が・・ニンニクの臭い消しには牛乳が良いと来たこともあるが、私は牛乳を飲むとゲリぴーになってしまうのである。どうするべきか?!

7月26日(月)雨
 この8月から梼原町でも携帯電話が使えるようになった。役場から、課長以上には携帯電話が支給されることになった。私は、携帯電話が嫌いである。町中で大声で話をしている人も見苦しいし、何よりも、休日でさえ病院から拘束されるからである。他の医師は自分で携帯電話を購入しているが、そんな自分で首輪を買う犬みたいな事はするもんか!と思っていた。今日、事務長が携帯電話を一台持ってきた。病院長にも支給されたらしい。何ということだ。わんっ!

7月25日(土)雨
 本川村寒風荘に出かけた。自治医科大学夏期実習の反省検討会−つまり飲み会である。これで、先週の木曜日から9日間連続で自宅で夕食をとっていない。今日は午前2時まで酒を飲んでいる。最近、アルコールの摂取機会が多い。か、肝臓が痛い。

7月23日(木)くもり
 K田サンから最近、良くメールが来る。県立中央病院に行くと、K崎先生に「ご迷惑をおかけしています」と謝られてしまった。昨日は、K田サンに夜中にメールの返事を書いたら、「忙しいんですね」と感心されてしまった。今日は、「忙しいなら猫の手を貸しましょう」とpostman cardで猫の手の写真が送られてきた。あのう、役にたたんのですが・・
 K田サンへ。確かに忙しいんですが、本当に忙しいときは日記の更新がされないときです。御参考までに・・

7月21日(火)雨
 今日は、須崎市に介護保険の会に出かけた。須崎市の医療機関の情報を入手することができ、非常に有意義であった。私から見るとこれは危ないなと思わせる医療機関があるが、どことは言えない。

7月18日(土)くもり
 今日から栃木県に来ている。私の母校、自治医科大学で3日間の認定産業医の研修である。受けたくなかったのだが、事務に是非にと言われてやむを得ずである。我々の世界では、「芸は身を滅ぼす」との格言があり、下手に出来るようになってしまうと仕事が増えて首が回らなくなるのである。数年のうちに認定産業医でないと産業医の仕事が出来なくなるのである。嫌だよー。おかげで講義は睡眠学習が中心になる。だって、今日、明日が朝から夜まで一日10時間の講義、明後日は6時間の講義なんだもの。絶対、労働衛生上よくないと思うな、僕は。

7月16日(木)くもり
 今日は介護保険に向けた悉皆調査の報告会である。弁当が出るとはいえ、忙しい役場職員が時間外に大勢集まった。実際に調査に当たった職員の意見や住民の反応が聞ければと思ったのだが、結局、我々と他課の課長、収入役とのやりとりになってしまった。今日は、黙って意見を聞くつもりだったのだが、ついついマイクを取ってしまった。いかんなあ・・

7月13日(月)くもり
 毎週の如く、午前中は松原診療所に行った。帰りに茄子をもらった。病院に帰り着き、車から降りたときには、右手に往診カバンと茄子、左手には英語の論文のコピーとケアマネージャーの試験予想問題のコピーを持っていた。たまたま出張に来ていた県庁の健康推進課のM吉補佐に会った。妙に感心された。

7月12日(日)晴れ
 今日も朝から出勤しプレゼンテーション用のスライド作成である。昼過ぎに完成し、そのまま、フロッピーに落として県立中央病院に出発である。おっと、その前にちゃんと参議院議員選挙にはいくぞっと。役場職員が投票所で働いていたが、今回から2時間延長になったせいもあるのだろうか、しんどそうだった。帰ってきた頃には、とっぷり日が暮れていた。

7月11日(土)くもり
 介護保険に向けた悉皆調査の集計結果を役場職員の勉強会としてフィードバックすることになった。介護保険は役場全体に影響があり、住民からの苦情は役場職員が矢面に立たざるを得ないことを見越してのことである。言い出しっぺとしては、プレゼンテーションの手伝いをやはりしなくてはならない。朝から夜までN村係長につき合った。それでも、まだ終わらない。夕方に、Fじの家のT崎主任看護婦がやってきた。まだ終わっていないのに、後ろで「飲みに行こう!」と悪魔の囁きをした。まあ、いいや明日もあるし・・・O崎所長も含め、4人で飲みに行き、閉店まで飲んだ。

7月9日(木)晴れ
 私の師匠のM田S二郎先生の尿管結石はX線で見えないのでESWL(体外衝撃波砕石術)も出来ないそうである。どうなるんだろう?
 Eレクトリックパーツ高知のU田社長が詐欺容疑で逮捕された。N村市の元職員と結託して、やっていないコンピュータの保守報告をし一回当たり6万円の保守料をだまし取り、総額約100万円になるらしい。今日の夕方のニュースでEレクトリックパーツ高知に家宅捜索で捜査員が段ボールを運び出す姿が映されていた。ひょっとして、Eレクトリックパーツ高知が倒産するかも?しまった、中古のPerforma5220のツケを払ってしまった。倒産すれば踏み倒せたかもしれないのに。

7月6日(月)晴れ
 私の師匠のM田S二郎先生が尿管結石になった。先生は、2年前にも尿管結石になり、入院されるわ、坐薬をさされたままメタリックステント研究会の会長を務められ、体重も減るわ、そりゃあ大変だったのである。前回は自然に排石されず、約4週間後に高知T須病院でタダでESWL(体外衝撃波砕石術)をしてもらった。今回も高知T須病院へ行かれたようであるが、すぐにはできないと追い返されたそうである。で、どうしてこういう本人しか知り得ないような情報を私が知っているかというと、本人からメールを頂き、「日記に書いておくように」という指令を頂いたからにほかならない。弟子の皆様、M田S二郎先生に激励のメールを出しましょう。

7月4日(土)晴れ
 今日は、厄日である。午前中に救急車が2回やってきた。骨折が2人、新聞沙汰の事故が1人。朝から働きっぱなしであった。夜、風呂に入っているとまた呼ばれた。2歳の女の子の発熱であった。これだけなら、別に大したこと無いのである。実は、私は、この子のお父さんに、町内のスナック「Yすらぎ」で何ヶ月か前に酔って絡まれたことがあるのである。梼原病院の小児科への悪言、雑言を浴びせられたうえ、「須崎のMりはた小児科を見てみろ!毎日、100人からの子供が診察に来てるんだぞ!ちょっとは見習え!」と訳の分からない事を言われた。年間の出生数が20人の町でどうして毎日100人の患者がいるんだっつうの?あまりに、腹が立ったので、「Mりはた小児科が24時間診てくれるか?梼原には大丸はいらん、スパー(コンビニ)がいる。あんたの言い分は田舎に大丸を作れと言ってるようなもんだ!文句があるなら来るな!」と啖呵をきったことがあるのである。ほら、夜、困ったら、梼原病院に来たじゃないか。スパーの勝利の瞬間である。

7月3日(金)晴れ
 梅雨明けしたそうである。暑い。
 Eレクトリックパーツ高知から中古のPerforma5220が届いた。院長室のLC630を5万円でJ明検査技師長に売り飛ばし、その後添いのマシンである。本体69,800円+32MBメモリ9,800円である。差額、約3万円で68040から603eになるのだからよしとしたものである。J明検査技師長には3年前にPC9801VM21を無償で譲り渡したが、結局、ものにならずにインテリアになっている事実を踏まえて考えると、LC630の行く末を案じるのみである。

7月2日(木)曇りのち晴れ
 小腸にステントを留置しようとした。小腸の狭窄があり、6ヶ月食事がとれていない患者さんである。何とか、食事を食べさせてあげたい、の一心であった。結局、うまくいかずに中止してしまった。何とか、次は捲土重来といきたいものである。ステント挿入前のガイドワイヤーの挿入に関しては、院内の道具すべてと私の技術力を120%発揮してうまくいき、あと一歩の所まで行けていたので悔やまれる。しかし、ワールドカップは結果がすべてですから、惜しいだとか言いたくない。(by岡田監督)


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