働ケドモ働ケドモ我ガ暮ラシ楽ニナラズ


 私の周りに起こる色々なことを、つれづれなるままに記録しています。
 そこはかとなくものぐるおしけれ。

2月28日(日)晴れ
 テレビでは脳死移植の話題で持ちきりである。ドナーの女性とご家族の決断に心から敬意を表したいと思う。この影響か、病院受付に置いていたドナーカードが品切れになってしまっていた。

2月26日(金)晴れ
 地域振興券が世間で評判になっている。あまりメリットは無いと思うのだが、とりあえず梼原病院も地域振興券で支払の出来る認可を得た。一般の商店のように、地域振興券で買い物をすると1割引とかにするわけにはいかないだろうし、特別セールをするわけにはいかんだろうなあ。たとえば、地域振興券で大腸ファイバーをされた方には無料でポリープをとっちゃいますセールとか。この期間にお薬を注文された方には、通常14日分の料金で16日分差し上げますセールとか。医療機関には馴染まないなあ。
 保健福祉支援センターの福利厚生でボーリング大会に出かけた。2ゲーム投げて、アベレージ135で21人中第4位であった。んん、まずまず。そのまま、宇和島市内の某料理屋で宴会をした。へろへろになっていたが、帰りの車に乗り込んでたら、「この車に乗った者でもう一度ボーリングに行くぞー!」と誰かが叫んだ。おいおい、聞いてないよー。再び2ゲーム投げたが、右腕がー。「は、破滅の音がっー。」明日は腕が動かないだろうなあ。

2月25日(木)晴れ
 県立中央病院肝胆膵カンファレンスに久々に出席した。今日は、外科のH見副院長に再々電話が入っていた。帰る途中にニュースを聞いてその理由がわかった。近くのK知赤十字病院で臨床的に脳死と判定された女性の臓器提供を巡って大騒ぎになっているのだ。H見副院長は多くの腎移植を行っているため、マスコミからの取材だったのだろうか?
 しかし、この脳死を巡る報道は酷い。「まだ脳死でない。」と判定されたのに、「次の脳死判定に期待しましょう。」だの「順調に進んで欲しいですね。」などというコメントは許せない。家族の気持ちを考えて欲しいものである。

2月24日(水)晴れ
 今日は、安芸市の託老所Wすれな草のH田さんがやってきた。先月の国保地域医療学会で仲良くなって、昨日のH助教授と同様、梼原町健康文化の里づくり推進委員講座に講演に来てもらったのである。なんか、毎日、呑んでるなあ。

2月23日(火)晴れ
 東京都立大学のH助教授と一緒に呑んだ。先生は明日の梼原町健康文化の里づくり推進委員講座で講演頂くことになっているのである。先生とは前回の来梼時にも意気投合して飲み明かしたのだが、今回もお互いに色々な話をさせて頂いた。そういえば、今日のK知新聞の運勢の欄には12月生まれは「朋あり遠方より来る、よき理解者がやってくる」と書いてあった。K知新聞、あなどれん。

2月21日(日)晴れ
 昨日、J治医科大学13期生同窓会に一緒に出席したH田先生一家と一緒に、岡山後楽園に行った。その後、H田先生一家を岡山空港まで送っていった。また5月の消化器内視鏡学会で会おうと約束して別れた。

2月20日(土)曇り時々雪
 J治医科大学13期生の同窓会があった。同級生はいい!!みんなある程度、歳をとっている。髪の毛が白くなった者もいるし、薄くなった者もいるし、なぜか増えた者もいた。親にそっくりな子供が宴会場で暴れ回っている。9年間で5人も子供を作っている者もいるかと思えば、9年間で2回も結婚している者もいた。何より幸いなのは、みんな健康であるということであろう。5年後に計画されている次回の同窓会でも、全員が元気で参加できたらと願うのみである。

2月18日(木)晴れ
 S元次長の願いも通じず、いい天気である。今日は、会計検査の日である。S元次長とO崎所長は今朝の5時半までかかって、資料の確認・作成をしていたため、目が赤い。 会計検査が始まり、ちょっとトラブルはあったものの何とか切り抜けていく。検査官がおもむろに、松原が見たいと言い出したらしい。しめしめ、松原診療所に関しては単純明快である。しかも、普通に行っても車で40分かかる。年度末なので随所で道路工事をしており、10分通行50分通行止めなんてこともある。時間がいっぱい稼げる。「おかしいなあ、じゃあちょっと回り道していきましょう。」などという小芝居をしながら検査官を松原にお連れするという当初の作戦が実行されたかどうかは私の知るところではない。
 夕方から、高知市で行われる消化器疾患研究会に出かけた。N良県立医大のY岡助教授の特別講演があった。懇親会でご挨拶したら、「よ、久しぶり、元気か?」と声を掛けていただいた。覚えて頂いていた。うれぴー。
 それはそうと、消化器疾患研究会の会場でK知医科大学第一外科のM岡先生を久しぶりに見かけた。彼は、県立中央病院での研修医時代に数々の伝説を残し、周囲の失笑をかっていたのである。県立中央病院から高知K病院に転勤するときには、「俺の力でK病院を立て直してみせる。」と豪語し顰蹙を買っていた。これを聞いた多くの医者は呆れて物が言えない状態になった。私は、「あれ、K病院を建て直すって、あいつ医者やめて大工にでもなるつもりかな?」と言い、座布団一枚頂いた。

2月14日(日)晴れ
 バレンタインデーである。多くの連名で1つのチョコレートを渡され、一ヶ月後に人数分の見返りを要求される理不尽な習慣の日である。今年は日曜日なので被害が少ないと思っていたが、そうでもなかった・・・。
 チョコレートを家に持って帰る。頂き物に注文をつけるのも申し訳ないけど、頼むからウイスキーボンボンは許して下さい。娘が食えないから消費できないのです。

2月12日(金)雪
 昨日は建国記念日で休日であり、明日は土曜日なので休みである。こういう日は決まって患者が多いものである。憂鬱な気持ちで朝、目を醒まして外を見ると、雪が積もっている。すでに10cm以上積もっており、まだ降り続けている。しめしめ。案の定、外来患者さんは少なかった。
 ところで、2月18日に会計検査が来ることになっている。準備に追われているS元次長は、「2月18日に雪が降らないかなあ」と空を見上げているが、そうは問屋が卸し大根。

2月10日(水)晴れ
 PC-MacLANというMacとWindowsをLANで繋ぐソフトをインストールしていたところ、GatewayG6-450XLの調子がおかしい。アンインストールをしようとしてもハングアップしてしまう。必要なデータを待避して、ハードディスクをフォーマットした。システムを再インストールしたら非常に調子が良くなった。と、ところが、住所録を間違って消してしもうた!!ぎょえぇぇぇぇ!!

2月8日(月)晴れ
 隣のH吉村のA雲先生からメールが来る。この3月で転勤になるとのこと。仲良くしていたのに残念である。前から計画していた交歓会を実行せねばっ。

2月7日(日)晴れ
 東京から帰ってくる。本来、本日を秋葉原巡りの日と決めていたのだが、昨日のうちに用事が済んでしまったので、時間がぽっかり空いてしまった。しかし、飛行機のチケットは4週前の早割のため変更が利かない。羽田空港で時間つぶしをすることとなる。お土産も買い求め、高知空港で昨日買った西村京太郎の推理小説の2冊目を出発ロビーで読んでいたときのことである。北海道から到着したと思しき一家4人の中のお父さんがJASの地上係員に掴みかからんばかりの勢いで抗議している。かいつまんで言えば、旅行会社で予約をし、回数券を渡されたが、その後、予定変更したら変更していないチケットが予約解除されていたとのこと。千歳空港でその問い合わせをしていたら、出発間際まで待たされ、走らされ、土産を買えなかったとのこと。しかも、搭乗機の掃除が不十分だったとの、関係なさそうなことまで怒りまくる。「ここでは、みっともないから、どこか別の部屋でじっくり話そうじゃないか。」と怒りながら、JASの係員をどこかへ引っ張っていった。この一家も気持ちも分かるが、JASの地上係員のお兄さん、ご愁傷様です。

2月6日(土)晴れ
 今日は、国診協のセミナーにシンポジストとして呼ばれていた。朝、高知空港を発ち、東京永田町の午後からのシンポジウムに参加。軽く、片づけて、出張旅費を受け取る。
 その後、おもむろに秋葉原に向かう。今回の東京行きの真実の目的であるノートパソコンの購入に向かう。SHARPのメビウスを購入する。若干予算をオーバーしていたため、夕食はY野屋の牛丼になる。しくしく。

2月5日(金)晴れ
 事務室で雑談していたときのこと。世間で評判の薬のBイアグラの話になる。J明検査技師長曰く、「本当に必要な人かどうかどうやって調べるの?」。実はそういうテストはある。泌尿器科の教科書的には、スタンプテスト(切手テスト)というのがあって、寝る前に切手を貼っていて朝起きて破れていたら異常なしだとか。真面目にその説明をしたが、J明検査技師長は納得がいかない。「それって、医者が確認するわけじゃないじゃないですか?本人が嘘つくかも知れないし・・」なるほど。他の事務員から出た回答が、「そしたら、J明さんが診察室に裸で出て行ってみるか。」うーん。みんなBイアグラ飲むようになってしまうかもしれん。

2月4日(木)晴れ
 昨日の雪は残っているものの、天気は晴れになる。こういう朝は放射冷却現象でメチャメチャ寒い。梼原町は気温氷点下10℃を記録したそうである。昨晩からこういう事態が予想され、妻は、洗面所の水道を少しずつ流し凍結防止を完璧にした。ところが、今朝はそれでも凍結していた。給湯器が使えるようになったのは午後1時過ぎだったそうだ。寒いの嫌い・・・

2月3日(水)雪
 朝、起きると雪が降っていた。15cmくらいは積もっている。病院に行くと外来が閑散としている。普段は水曜日は外来患者さんで溢れているのだが、診察を始めた時に居たのは3人だった。今日は、K知医科大学から眼科の非常勤の先生が来る日である。S元次長が決死の覚悟で眼科の先生を迎えに行く。しかし、眼科の外来は患者さんが2人であった。事務職員は、保険請求業務の忙しい時期だっただけに昼間に仕事が進むことを喜んでいた。雪の日は楽だなあ。

2月1日(月)晴れ
 G馬場が死んだ。J治医科大学の精神科M本教授も亡くなられた。この2人のどちらがどうというわけではないが、兎も角、悲しいことは同じなのである。ご冥福をお祈りします。


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