８月３１日（火）晴れ
　朝、6時に起きて、テレビを見る。「山陽新幹線は、朝から、平常運転しています。」とのニュースに勝利を確信。余裕で新幹線のぞみ号に乗り込む。混雑しているが、昨日のうちに指定席を確保しているので鼻歌交じりである。あとは、岡山で乗り換えをすれば、昼には高知に着くし、高知行きの特急南風も指定席は確保済み、完璧。・・・と思っていたら、非情の車内放送が流れる。「四国内の各線の運行状況が確認できていません。申し訳ありませんが、岡山駅でご確認を・・・」　え？！どうも、香川県で駅が冠水して復旧の目処がたたないのだそうである。あららら。高速バスのり場に移動。目の前を半分くらいの乗客を乗せた高知行き高速バスが出発する。次便のチケットを買おうとするが、すでに満席。３時間待ちとなる。病院に電話をいれると、午前中停電していること、町内各所で土砂崩れのため道路が寸断しているのだとか。幸い人的被害は無いとのこと。
　バスの出発まで時間があるので、早めの昼食。駅ビル内のラーメン屋に入る。ラーメンをすすりながら、今度こそ帰れるか思案。なるようにしかならないと開き直りつつ、停電で解凍されてしまっているだろう「正嗣の餃子」（J治医大6年I垣君提供）でギョーザパーティーをする段取りも欠かさない。
　午後2時半に高知市に着き、取って返して高知空港に車を取りに行く。そのまま、梼原まで帰りついたのは、午後5時半。回診をしてから、餃子パーティー。明日から、仕事だが体調が戻るかなと考えつつビールを飲む。

８月３０日（月）晴れのち台風
　ひょっとして泳げるかも？と期待していた波の上ビーチも午前中は無理とのことで諦める。時間潰しに行ってみたひめゆりパーク・サボテン王国は、我が家以外に客の姿を見ず。遊覧バスの運転手さんの笑顔が妙に寂しく見えた。予定より2時間早くレンタカーを返し、那覇空港へ。案の定、伊丹−高知が欠航になっているとのこと。幸い那覇−伊丹は、飛んでいる。一便早い伊丹行きに替えてもらってとりあえず大阪まで戻ることにした。大阪で大きな荷物、土産袋を抱えたまま、善後策を練ることとする。まず、新大阪に行き、みどりの窓口で聞くと、瀬戸大橋線が全線運休になっており、さらに、動いていた山陽新幹線も現在、途中で立ち往生しているとのこと。梅田に移動して、高速バスを確認したところ、四国行きがすべて運休している。万策尽きて、病院に電話して明日休ませてもらい大阪でホテルを確保。まあ、台風には勝てないね。開き直って海遊館に行こうと試みるが、台風の影響で早く閉館すると聞いて断念。悪いことはできないものである。道頓堀に行き、お好み焼きを食べる。明日こそ、無事に帰れるのか、悩みつつ、アサヒビールを飲んで寝る。

８月２９日（日）晴れ
　今日こそ海水浴だと燃えていた娘の気合い虚しく、台風の影響で朝から強風である。 　今日は、ドライブの日と決め込んだ。今帰仁城跡を見た後、高速道で南部へ。玉泉洞で自然の彫刻に感動し、土産物売り場の商魂に呆れた。奥武島に行き、駄目で元々のつもりで、グラスボートの船つき場に行くと、強風で暇をしていた船頭さんが、「折角来てくれたんだから。」と船を出してくれた。我が家で貸しきりになったグラスボートでは、予想に反して珊瑚や熱帯魚が良く見えた。島の名物のテンプラを頬張りながら車を進め、摩文仁の丘につく。沖縄戦の記録も勉強。ひめゆりの塔にも行き、戦争の悲劇を垣間見る。子供たちもしばし神妙になる。お父さんが君たちを沖縄に連れて来た意図がわかったかな？ 　那覇に戻り、首里城を見学。明日は帰る予定の日だが、台風が西日本上陸の見込み。果たして無事帰れるのか、悩みつつ、オリオンビールを飲んで寝る。

８月２８日（土）晴れ
　朝起きると、意外にも雨が降っていない。今日、予約していた「もとぶ元気村」に電話すると、台風が北に逸れたので、通常どおりの営業だとか。早速出かけて、カヌー体験、ドルフィンスクール、クラフト教室に参加。なかでもドルフィンスクールは、プールでイルカと触れ合うコースで子供たちは大はしゃぎである。
　昼に本部でソーキそばを食べながら、午後の予定を検討。火曜サスペンス劇場の雰囲気の強い万座毛を見学。九州・沖縄サミットで有名になったブセナビーチの万国津梁館近くの海中展望塔に寄り道したあと、名護パイナップルパークに行き、山ほどパイナップルを試食。ホテルに帰ってから、ホテルの庭のプールで一泳ぎ。
　ホテル近くで海人料理を食し、明日は雨ならどうしようか、悩みつつ、オリオンビールを飲んで寝る。

８月２７日（金）晴れ
　今日から、夏季鍛錬をもらって沖縄に出かける。毎年、東京ディズニーリゾートに出かけているのに、今年は、私の意見を通して変更になった。ただ心配なのは、天気。今年最大の台風16号が沖縄に向かっている。今日は、飛行機も飛んだが、明日以降、何もできない覚悟を決めている。 　今日は、那覇空港からレンタカー営業所に向かう。レンタカーの手続きを終え、営業所近くの沖縄そば屋でソーキそばを食べながら、今日の予定を検討。しかし、以前食べたソ−ｷそばは、もっと美味しかった気がする。 　ともかく、まっすぐ、美ら海水族館に向かう。ここは、すごいの一言。つい先日、海遊館に行ったが、迫力は美ら海水族館の方が上である。頭の上をマンタやジンベエザメが泳ぐのは壮観である。 ホテルにチェックインして、近くでバーベキュー。明日は雨ならどうしようか、悩みつつ、オリオンビールを飲んで寝る。

８月２５日（水）曇り
　北海道に研修に行っていた職員が帰ってきた。予想通り、I田先生はお酒で酷い目に遭ったようである。まあ、参加している他のメンバーを見ても、白帯と師範、小学生とオリンピック選手ほどの差があるからお酒の弱いI田先生には気の毒であった。
　夕方、仕事が終わってから、危機管理室のH岡さんの段取りで、起震車体験をした。トラックを揺らして地震を疑似体験するあれである。新しい物好きの病院、支援センター職員が集合。震度7を体験した。あらかじめ、心の準備ができている状態だから、対応できるけど、実際に大震災が起こったら、こんな風にはできないだろうな・・と、起震車の側面に描かれたナマズの絵を見ながら思った。

８月２４日（火）晴れのち曇り
　夕方、実習のK田君を連れて、往診に行く。K田君を見て、患者さんの奥さんのセリフ。「なんと、いい若いしじゃろ。なかなかの男前じゃ。バンバでもえい男はわかる。」と褒めちぎり。「あれ、ボクは、毎日、来ているのに、一回もそんなこと言われたことがないけど？」と私が言うと、「はははは・・」　笑って誤魔化された。

８月２３日（月）晴れ
　今日から、J治医大の地域医療学実習で後輩のK田君がやってくる。初日から、タイヘンな事件が発生する。カンファレンスが終わった午後8時過ぎから高級居酒屋Yすぎ谷に連れて行く。まだまだ、実習は始まったばかりだよん。

８月２１日（土）晴れ
　今日は、当直である。役場吏員会の研修旅行でＩ田医師以下７名の病院職員が北海道へと旅立った。胃精検、ヘルスアップモデル事業の運動教室もあり、実習も盛りだくさんである。実習の一行は午後から、決戦の地（反省会をする所）、宿毛市の国民宿舎椰子に出かけていく。当直の仕事もなかなか大忙し。夕方からやっと一息ついて、アテネ五輪の野球、日本vs台湾を観戦。0-3で負けていたのに、起死回生の高橋の同点HRが飛び出す。延長戦へと突入し、１死満塁で、犠牲フライでもサヨナラの場面。患者さんが来る。患者さんの診察が終わってから、TVの前に戻ったら、日本がサヨナラ勝ちしていた。わーん、リアルタイムで観たかったよぉー。

８月２０日（金）曇り
　へき地医療実習二日目。夜は、高級焼肉店O味O味亭で宴会。N尾医師以下、二次会と称してスナック「Nんこ」の戸をくぐる。

８月１９日（木）曇り
　今日から、高知県のへき地医療実習が始まった。沖ノ島が台風の影響で定期便が欠航したために、他の実習施設に振り分けられ、梼原で実習をする方も、3人の予定だったのが4人に増えた。4人のうち１人は、一昨年にも実習に来た岡山大学のK松先生（現在は、S久総合病院勤務）である。夜は、高級居酒屋Yすぎ谷で宴会。N尾医師以下、二次会と称してスナック「Nんこ」の戸をくぐる。

８月１８日（水）雨
　台風の影響で、四国中部を中心に大雨が降る。高知県北部のO川村は、各所で土砂崩れがあり、村の中心部の集落は、中学校へ避難したとか。村は、孤立した状態となる。村でただ一人の医師である後輩のT村医師も住民とともに、体育館で夜を明かし、怪我人の対応などをしているとの情報が入る。自分も住民の一人でありながら、頼られる現実。若い女性には過酷な状況であろう。支援体制も検討されつつあり、今後の状況では、みんなが協力して手を差し伸べるようになる。ガンバレT村先生！

８月１７日（火）曇りのち雨
　隣の愛媛県のJ治医大卒業生から勉強会へのお誘いを受ける。講師として、J治医大地域医療学のM瀬先生をお呼びしているのだそうで、声を掛けていただいたのである。M瀬先生は、このホームページにもご来訪いただき、ゲストブックにも足跡を残していただいたばかりか、サンダーバード1号と2号の区別すらつかない私の過ちを正していただいた先生である。早速に、I田先生、N尾先生を連れて、宇和島市まで出かける。講演を聴き、懇親会に出て、ご挨拶。帰ってきてから、スナック「Nんこ」の戸をくぐる。12時過ぎまでがんばる。

８月１５日（日）晴れ
　梼原町の夏祭り-高原祭りに出る。今年は、日曜日ということもあり、鳴子踊りの役場チームの人数が少ないのだとか・・。4列のフォーメーションだったのが、3列に変更。寂しさを打ち消すように、酒を飲み、そして、とり憑かれたように踊る。踊り終わって、膝にきた。痛さをこらえながら、出店に行き、D子さん、M佳ちゃんとともに、牛肉の串を食べ、そして酒を飲む。前院長のO先生にバッタリ会う、びっくり。

８月１４日（土）晴れ
　20年5ヶ月ぶりに母校T佐高校の校門をくぐる。創立80周年を記念して、学校で大同窓会が開催されたのである。我々、59回生だけの特別企画、思い出のビデオ上映があり、見に行くことにしたのである。学園祭で我々のKホームが作成したビデオが上映された。なんとなく、そんなことをした記憶はあったが、ビデオを見ていると記憶がどんどん蘇ってくる。画面に映る21年前の自分の姿は赤面ものである。ビデオ編集などでお世話をしてもらった実行委員の皆様に感謝である。

８月１２日（木）晴れ
　高知出張のついでに、高知市役所に行き戸籍抄本をとり、高知県庁に行き、パスポートの申請をした。まったく海外に行った事の無い私としては初めての経験である。

８月１１日（水）晴れ
　高知の夏の最大のイベントであるよさこい祭りが開幕した。N尾医師は、本日、救護スタッフとしてチーム梼原に同行している。どうせなら踊った方が楽しいのにね・・と思うけど。練習用のVTRを見ただけで挫折したとの事である。

８月９日（月）晴れ
　昨日の疲れもナンノソノ。今日も頑張って仕事である。

８月８日（日）晴れ
　少々の二日酔いながら、気分よく起床。ホテルを出て、USJに向かう。ET→ジュラシックパーク→スパイダーマン→ウオーターワールド→ジョーズ→ターミネーター・・・と満喫。途中、U田医師から某職員の携帯に電話がかかってきたが、忙しいから・・という理由で無視されていた。午後3時にUSJを出て、梼原まで帰り着いたのは、午後9時になっていた。よく遊んだ・・いやいや、よく働いた。これも仕事である。

８月７日（土）晴れ
　朝、梼原を出発して大阪に向かう。大阪で研修中のU田医師が元気がないので、励ましに行くのである。私以外に6人の病院職員にもおつきあいをしてもらった。これも仕事である。神戸の南京町でお昼を食べて、午後には、天保山に移動。海遊館でジンベイザメを見て、夕方には心斎橋のホテルに到着。U田医師と待ち合わせて、道頓堀で飲む。串カツで一次会、たこ焼きで二次会、部屋で三次会・・・。これも仕事である。

８月６日（金）晴れ
　昨日から今朝まで当直だった。早朝5時半に救急隊から電話があり、救急車に同乗して現場へ。あまりにも悲しい仕事となった。

８月４日（水）雨
　突然、紀伊半島沖で台風11号が発生し、四国に上陸。『大気の状態が不安定で・・』また言ってる。

８月２日（月）曇り
　レセプト作業をしている。今月は、隊長が31日にレセプトをプリントアウトするものだから、当直の空き時間で31日より仕事を開始。既に社会保険は終了。スタートダッシュ成功で一週間の仕事に突入。

８月１日（日）雨
　台風一過・・となるかと思えば、雷を伴う大雨となる、すっきりしない天気。気象庁によると『大気の状態が不安定で・・』だそうであるが、この常套句は、気象庁の言い訳に聞こえるのは、私だけであろうか？ついでに言うと、火事があると、必ずといって良いほど、『折からの強風に煽られて』『現場は一時騒然となった』とニュースキャスターが読み上げるのは何でだろう？
　そうそう、Eプソンダイレクトに修理に出していたパソコンが帰ってきた。往復の送料込みで1万4千円也である。修理記録によると、マザーボードを丸ごと交換している。何が原因かよくわからないけど、ともかく直った。快適。

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