吹筒花火と保存会の歴史(徳島県)

  那賀川を中心に赤松・相生・鷲敷・立江に伝わる吹筒花火の起源は、赤松に現存する意匠(秘伝の書)においては「文政四巳」とあるため、1821年以前(約190年前)から花火が造られていたことが証拠づけられています。

一、 文政四巳(1821)  意匠現存

二、  平成7年1月       赤松煙火保存会を結成

三、  平成7年8月8日    火薬類製造営業許可取得

四、 平成7年9月末   火薬工場建設

五、  平成10年10月     日和佐町指定無形民俗文化財の認定

六、  平成25年3月19日   NPO法人設立


    《煙火保存会の活動》

       赤松神社秋祭り奉納煙火

       徳島県吹筒煙火競技会参加

       全国伝統花火サミット参加

            他地域行事への参加

○ 相生吹筒煙火について

 旧相生町に伝わる吹筒花火の起源は、旧延野村若連中の「花火調合」と題する意匠(秘伝の書)で「天保4年巳ノ九月改」とあるため、1833年以前(約180年前)から吹筒花火が造られていたことが証拠づけられています。

○ 立江吹筒煙火について

 立江町の歴史については、天保8年(1837年)頃に始まったとする立江八幡神社(小松島市)の記録が残っているそうです。

○ 吹筒煙火競技会について

  徳島県内において、立江・鷲敷・相生・日和佐地域の持ち回りで、毎年吹筒煙火の競技会が開催されていま
す。

                                                 赤松煙火保存会より

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