「我が烝民を立つるは、爾の極に匪ざるは莫し。識らず知らず帝の則に順ふ」                    

(わがじょうみんをたつるは、なんじのきょくにあらざるはなし。しらずしらずていののりにしたがふ)         

「日出でて作し、日入りて息ふ。井をうがちて飲み、田を耕して食らふ。帝力何ぞ我に有らんや」          

(ひいでてなし、ひいりていこふ。いをうがちてのみ、たをたがやしてくらふ。ていりょくなんぞわれにあらんや)   

   『十八史略 ── 堯舜の治』 より